2016 年 01 月 20 日

はしごの正しい使い方

はしごは屋根の上などの高所での作業に欠かせないものですが、正しく使わないと転倒や転落によって重大な事故が発生する危険があります。

使用する際は必ず平坦な場所に置くようにし、凍結した路面やタイルの上などの滑りやすいところや、積雪などによって地面が柔らかいところ、ドアの前など転倒の危険が高い場所には設置しないようにしましょう。

また、設置する際は立てかける角度を水平な面から75度以下になるようにし、電柱など立てかける場所が平面でない場合は、バンドなどで固定して転倒を防止します。

屋根とハシゴの接点からはしごの先までの距離を60センチ以上確保し、はしごの接点より上に体重をかけてはいけません。
伸ばして使用する場合は、必ず留め具を留めましょう。

昇り降りの際は、はしごと向かい合うようにして、必ず両手両足を使って一段ずつ昇り降りし、はしごに昇り降りの最中に横にはみ出さないように注意してください。
はしごは昇降方向の動きには強くても左右方向の動きには弱いので、昇り降りの際は必ず補助者が下で支えるようにしましょう。