2016 年 06 月 04 日

アスファルトルーフィング(防水シート)とは?

屋根から雨水が侵入するのを守っているのは、一般的には多くの方が屋根を作っている屋根材だと考えているのではないでしょうか。

ところが実際はそうではなく、屋根材は直接雨が防水シートに振りかかるのを防いでいるだけで、もっぱら屋根材の隙間などから雨水の侵入を防いでいるのは、ルーフィングというものなのです。

ルーフィングとは、道路などに使われているようなアスファルトをフェルトの生地にしみこませ、両面に鉱物質の粉末を付着させて出来ている防水シートです。

アスファルト道路の防水機能同様、防水性があるので、屋根の隙間などから侵入した雨水を家屋に染みこませることなくはじいてしまうのです。

アスファルトルーフィングそのものの施工は、野路板にタッカー留めという大きなホッチキスの様なもので取り付けていくため、施行がしやすいという特徴を備えております。

しかし、ほんの小さな穴とはいえホッチキスで留めつけていく際にルーフィングに開く穴は、古くなってもそこから絶対に雨水が染み込まないということでは残念ながらありません。