2016 年 06 月 06 日
ゴムアスルーフィング(防水シート)とは?
屋根を施工する上で必ず必要になってくるのが、その防水加工です。
大切な家を雨漏りから守るために、しっかりと、そして丁寧に防水加工を施しておく必要があります。
防水加工にも様々な工法があり、施工する建物の種類や環境によって都度適したものが判断されます。
その中でもよく施工されるのが、ゴムアスルーフィング(防水シート)と呼ばれるものです。
ゴムアスルーフィング(防水シート)は、別名改質アスファルトルーフィングと呼ばれていることで知られています。
これは、アスファルトの代わりにアスファルトに合成ゴムもしくは合成樹脂を混ぜたものをフェルトにしみこませるという工法です。
この工法では、ビスや釘がゴムの成分を抱き込みながら穴に刺さります。
そうすることで、アスファルトのみの場合に比べ、より防水効果が期待できるのです。
また、温度変化に強く、高温でダレにくく低温で割れにくいという特徴もあります。
施行方法はアスファルトルーフィングと同様のタッカー留めと粘着層留めがあり、粘着層留めを使われることが多いのが一般的です。