2016 年 10 月 10 日
スレート屋根とガルバリウム鋼板
一戸建て住宅やアパートの屋根材には色々な種類があります。
昭和30年代から50年代頃にかけては、瓦屋根が多く利用されていました。
瓦はかなり頑丈に作られているのです。
しかし、非常に重いので、耐震性に問題があります。
そのため、本来であれば、一定以上の揺れによって瓦が落下して住宅が潰れるのを防ぐ工夫がされていました。屋根瓦は大きな地震が来た時に瓦が落ちる仕組みになっているのです。
ですが、家が密集する都会では、瓦が落ちると、逆に危ないと言うことで、滅多なことでは瓦が落ちないようになっています。
最近は和風住宅以外で屋根瓦を使う機会が減っています。
その代わりに、スレート屋根やガルバリウム鋼板の屋根が増えてきています。
この2つの違いは様々です。
まずは重さに違いがあります。
ガルバリウム鋼板はスレート屋根に比べて、さらに軽量です。
そのため、ガルバリウム鋼板を利用した住宅が増えています。
さらに、ガルバリウム鋼板は、薄い金属で出来ており、加工が容易なので、こちらの方がデザイン性に富んでいます。
そして、スレート屋根は定期的なメンテナンスが必要になりますが、ガルバリウム鋼板は耐久年数が長いので、メンテナンスはそれほど必要ないのが特徴です。