2016 年 05 月 13 日

スレート屋根のデメリット

スレート屋根は施工性の良さと価格の手ごろさから、多くの住宅の屋根に使用されています。

しかし、どのような材料にもメリットとデメリットが有るように、スレート屋根にもデメリットは有ります。

今回はそれについてお話させていただきます。

まず、スレート屋根は、メンテナンスが必要というのを理解しておく事が大事です。

そして古いスレート材は健康被害の問題となっているアスベストを使用しているものが多いですから、屋根のふき替えで撤去しなければなりません。

また、スレート材は瓦や鉄板に比べ、材料の特性として強度が低いのも特徴で、加えてこれらの屋根材より耐久性が低いという事も挙げられます。

スレート材は、瓦と比べて重量が軽い為、建物の構造強度を出しやすいというのも、建物の価格を下げる事につながっていますし、色も豊富で、デザイン性も高い為、見た目がとても良いのもメリットです。

しかし、年数とともに色あせが出ますし、台風の強風や、飛散してきた物の外力で破損しやすいという特徴も有りますので、いずれは再塗装や部分補修が必要となります。

ですから新築であれば、屋根材の検討を十分する事が大事です。

またふき替えの場合は既存の屋根を残すか撤去するかを検討する必要が有ります。

メリット・デメリット両方知り、ご自身にの家にあった屋根材を選びましょう。