2015 年 11 月 23 日

スレート屋根の塗装手順

こんにちは。今回は塗装について少々書きたいと思います!

スレートは表面がザラザラしているため汚れが付きやすく、その汚れが養分になりコケも生えやすい屋根材になっています。

ひどいときには草が生長しているときもあり、そうなると根が張って
雨漏りの大きな原因となってしまします。

そうなる前に塗装をしておくことが重要です。

塗装の手順としては、まず高圧洗浄機でスレートの汚れやコケを除去することから始めます。

スレートが重なっている箇所や棟板金、屋根の隅付近は特に念入りに洗浄します。
全体洗浄を最低でも2回は行います。

次に棟板金を新しい物と交換します。
ヤスリなどで錆落としをする方法もありますが、手間が非常にかかる割には錆が再発生しやすいため、新しいものと交換することをおすすめします。

そして塗装をしないところをマスキングし、スレートにシーラー(下塗り塗料)を塗ります。
シーラーとは、スレート塗料のつなぎをよくするための塗料型の接着剤です。

次にタスペーサーという、スレートとスレートの間に差し込む部材を取り付けます。

そして細かい部分を小型ローラーで塗料を塗り(部分的な中塗り)、ローラー塗りで塗装します(中塗り)。
もう一度仕上げ塗りをして、完成です。

どの塗装にしようかわからない方はお気軽にウツノミヤ板金工業所にご相談くださいね。