2016 年 10 月 06 日

スレート屋根の種類って?〜無石綿スレート、セメント系スレート〜

建物の中で一番太陽光を浴びている部分は屋根です。
人間が海などに行くとき、肩や首周辺を最も日焼けするのと同じで、屋根も上の方が日焼けしやすいという特徴があります。
屋根がダメージを受けやすいとすれば、屋根を強化するしかありません。
そんな中で、かつては屋根瓦を利用して住宅を保護していました。
ですが、屋根瓦の欠点は重量があることです。
重量があると、耐震性に問題が生じてしまいます。

そこで作られたのが石綿スレートです。
石綿スレートは、工場で大量に生産することができるため屋根瓦よりも安くなるだけでなく、重さも屋根瓦よりは軽いのです。

ただ、この石綿スレートは人体に影響を及ぼすことになるという理由で使われなくなりました。
石綿スレートの代わりに出てきたのが、無石綿スレート、セメント系スレートになります。
これらの特徴は、アスベストの代わりにパルプなどを使用しており、
セメントを主成分としたスレートなのです。
無石綿スレートとセメント系スレートの違いは、表面を着色するなどの違いがあります。
これらのように、屋根の素材には様々な種類があるのです。