2015 年 11 月 25 日

トタン屋根の塗装手順

トタン屋根の寿命は5〜8年と言われていますが、築3年くらいで錆が出てきてしまう場合などもあります。

錆が出始めたら、早めの塗装が必要です。

特にトタン屋根は些細な隙間や穴から雨水が浸入して雨漏りの原因にもつながるため、この塗装で寿命が決まってしまいます。

手順としてはまず、トタンの下地調整から始めます。

古い剥げかけの塗料や錆を、金属ブラシや平小手で削りながら取り除きます。
もし油分が付いていたら、ラッカーなどでふき取ります。
この作業はケレンと言います。

次に塗装しないところをマスキングし、トタンのクギ穴やトタン同士の隙間を、コーキングで穴埋めしていきます。

その後、サビ止め(プライマー)を塗ります。

塗りにくい隅や、つなぎ目は先に刷毛で塗り、平面部分はローラーで上から下に向けて塗っていきます。

トタン屋根の場合は二回塗りも可能ですが、下塗りと中塗りと上塗りの三回塗りのほうが長持ちするため、おすすめですよ。

下塗りから最低四時間は経過させてから、中塗りと上塗りを行います。

方法・順番は下塗りと同じで、これを最低四時間開けて2回繰り返します。
これでトタン屋根塗装は完了です。

どの塗装にすれば良いのかわからない場合は、お気軽にウツノミヤ板金工業所までご相談くださいね。