2016 年 09 月 28 日

パラペット屋根のメリット

手すり壁、胸壁と呼ばれることもありますが、立ち上げられた壁のことをパラペットと言います。
パラペット屋根は外壁に看板を取り付けるために役立つというメリットがあります。
屋根が見えなくなりますので、デザイン性が高まり、外観の生活感も無くすことができるのです。

そして、傾斜のない平面上の屋根では、屋根に溜まった埃や汚れが外壁に沿って排水されてしまいますが、パラペットがあれば泥水の排水をせき止められますので、雨樋などで排水することができる様になります。
また、フラットな平面上の屋上に防水層を形成するという場合には、パラペットの立ち上がりが必須となります。

現在の住宅では取り入れられることが少なくなってきていますが、住宅の屋根の形状によっては、あったほうが良いものでもあります。
定期的なメンテナンスが必要となることもありますので、信頼のおける業者に施工を依頼するようにしましょう。
また、デザインを目的としてパラペットを取り入れるということは、本来の目的とは異なるということもあり、おすすめすることが出来ないと言えます。