2016 年 05 月 15 日

ポリカーボネード板とは?

皆さんはポリカーボネード板というものをご存知でしょうか?

おそらく一般の方は分からないというのが普通だと思います。

なので、今回はポリカーボネード板とはいったい何なのかをお話させていただきます。

ポリカーボネード板とはプラスチック系の材料の中でも強度の強い材料として知られています。

従来のものは壊れやすい性質でしたが最新のものの強度はアクリル板の30倍という非常に高い強度を有しています。

安全性が高いため学校などに使用すると良い材料です。

ポリカーボネート板は一般的には屋根材として多く用いられます。

屋根の中でも透明度を確保し、光を通したい場所の屋根に用いられます。

アーケードの屋根は透明で光を通す性能が要求され、しかも、低温から高温までの温度変化にさらされます。

このような場所でもポリカーボネート板は必要とされる性能を充たしているので重宝されます。

また、ポリカーボネート板は加工がしやすく、設置してからの狂いが少ないので、建築材料として優れています。

屋根は建築基準法による規制のかかる部位ですが、ポリカーボネート板には不燃仕様のものがあり、防火地域、準防火地域又は22条区域における不燃が要求される箇所の屋根材としても用いることができます。

ポリカーボネート板は温度変化にも強く−40℃の低温から120℃までの高温にも適用可能です。