2016 年 04 月 27 日

主な屋根材の種類

皆さんは屋根材の種類についてご存知でしょうか?

主な屋根材の種類としては、金属系、スレート系、瓦があります。

それぞれには特徴がありますので、簡単にご紹介していきます。

まず、金属系は金属を加工形成するものもあり、以前は亜鉛鉄板が多く使われていました。

その亜鉛鉄板は安価で加工がしやすく、全国的に普及していきましたが亜鉛鉄板の欠点は頻繁な塗り替えをしないと錆びてしまうことでした。

しかし、近年、この欠点を克服したガルバリウム鋼板の登場により、亜鉛鉄板は補助的な材料として使われるのみとなりました。

金属系では他に、耐久性の高いフッ素鋼板や高級な材料として知られる銅板などがあります。

ストレートとは自然石の天然スレートとセメントとけい砂を原料にして固めたカラーベストがあります。

天然スレートは東京駅の駅舎の屋根にも使われる高級な材料です。

カラーベストは安価で色合いの選択肢も豊富なことから、大手住宅メーカーがよく採用している材料であります。

和瓦、洋瓦は最も多く使用されている屋根材で、屋根材に必要な高い性能を持った材料です。

粘土を高温で熱して固めた本瓦は、特に耐久性が高いことで知られています。

屋根材の選択で注意しなければならないのは地盤の強度です。

地盤の強度が低い場合は重い屋根材による地震影響を受けやすく、軽量なものをおすすめします。