2016 年 10 月 25 日

屋根の勾配・傾斜角は重要なのか

今日は屋根の勾配についてお話します。

勾配とは傾斜角の事です。屋根の役割は雨から家を守ることが最も大きな役割なのですが、

屋根の勾配によりその性能も変わってきます。急斜面では雨水は早く流れ勢いも付きます、

緩い斜面の場合は雨水が流れる速度は遅く、また軒先方向に向かい流れるだけでなく横方向にも多少流れてしまいます。

雨水だけの事を考えれば急勾配屋根が最も性能が良いと言えます!緩い勾配の場合には対応した屋根材の選択が重要となり

その選択を間違えれば雨漏れの原因となってしまいます。

一般的に住宅用屋根材の中ではスレート屋根等は2寸5分勾配以上が必要とされ

瓦屋根等では屋は3寸以上の勾配が必用かと思います。

緩い勾配の屋根の場合には長尺のガルバリウム鋼板屋根等が施工可能となっており

水上から軒先まで一本物の屋根材で対応することも可能となります。

見た目の好みや予算にばかり目が行ってしまうと屋根の勾配を考慮せずに

屋根材を選択してしましますので、適材適所に屋根材が性能を発揮できる物を選択しましょう。

雨漏れの原因・屋根診断 宇都宮板金工業所