2016 年 06 月 30 日

屋根の形状ってたくさんあるのです ~その1~

屋根の形状の種類って、実はたくさんあるのです
形状によって特徴が異なりますので、是非それぞれの特徴をみていきましょう。

まず、一番多く用いられている形状が切妻屋根です。
最も一般的な三角屋根で、和風・洋風のどちらの住宅にもよく合います。
構造が単純であるため安価で、雨漏りも起こりにくいです。
しかし定期的なメンテナンスは必要になります。メンテナンスチェック箇所は棟部・軒先・ケラバなどがあります。

四方向から支え合っている寄棟屋根は、耐久性に非常に優れていて切妻屋根の並んで多いです。
台風などの天災に最も強いのがこの屋根の強みですが、棟構造が複雑なために雨漏りが起きやすいのが欠点です。

そして、近年人気なのが片流れ屋根です。
特に敷地面積の狭い家で採用さえることが多いです。
シャープな屋根頂上が特徴的で洋風住宅によく似合います。
この屋根も切妻屋根と同様に、構造が単純なので安価で雨漏りが起きにくいです。
ですが、屋根が一面しかないため雨が集中してしまい、雨樋へ一気に雨水が流れ込み、溢れてしまうことがあるため、定期的な点検が必要になります。

まだまだ屋根の形状はありますので、次回続きについて紹介させていただきます。