2016 年 06 月 02 日
屋根の防水シートの寿命
大雨や台風の際、突然の雨漏りに慌てられた方も少なくはないでしょう。
家は丁寧に、また頑丈に造られるものですが、それと同時にメンテナンスもとても大切なことです。
屋根についても同様のことで、定期的なメンテナンスが必要となってきます。
屋根には、通常雨漏りなどを防ぐための防水加工が施されいます。
そしてその加工方法も様々で、その種類により耐用年数も異なります。
例えば、アスファルトルーフィングによる防水は、合成繊維不織布でできたシート状のルーフィングにアスファルトを含ませ、それを貼り重ねていって形成する工法です。
またゴムアスという製法もあります。
こちらはゴム成分を多く含み、ビスやクギがゴムを抱き込んで刺さることから、より防水に適しているといえるでしょう。
そしてこれらは、耐用年数アスファルトルーフィング15年から20年、耐用年数ゴムアス13から17年と言われています。
「適したものを使用することによって雨漏りを防ぐ確率が高くなり、屋根の寿命が延び、施行もしやすくなり、費用も安くなる。」
というのが一般的な考え方です。
生活の基盤である家を、長くそして大切に住み続けるため、定期的なメンテナンスに努めましょう。