2016 年 10 月 23 日
屋根材の種類・選択 適正屋根材
屋根材の種類
屋根材について少しお伝えさせて頂きたいと思います。町中を見渡せばわかるように屋根材には沢山の種類があります。
今回は住宅用の屋根材について大まかにお話したいと思います。
まず最もよく見られる屋根材ですがこれも見渡せばわかるように
瓦屋根です!
古くから日本では瓦屋根が使われることが多く現在でも洋瓦・和瓦と様々な形状がありますね。
この瓦屋根のメリットは重厚感はもちろんですが、古い屋根材の下には土が敷き詰められており、湿気を調整し遮熱効果も抜群だと思います!
デメリットとしてはやはりかなり重量が重くなることがあるので構造上の強度と見合った施工法を選択する事が必用になります。
また定期的な各部の乾式漆喰等のメンテナンス処置も必要となってくるかと思います!
続いては
スレート屋根材です。
一般的に出回っているカラーベスト等が代表的な屋根材ですね。
メリットは意匠性がすっきりとしシンプルな風合いが人気の理由と、かなり軽量ですので、
建物にかかる負担の軽減も魅力的です。定期的なメンテナンスには塗装・板金棟等の取り換えなどが
必要になりますが、個人的には塗り替えよりもカバー工法がおすすめです^^
続いては
金属製の屋根材です!
現在最も仕様されているのはガルバリウム鋼板製の各種成形屋根材ですが、
ステンレス・アルミ・銅・等の材質でも施工が可能です!
屋根材の中ではもっとも軽量で、あらゆる加工が可能ですのでR・アーチ屋根等にも
仕様可能です!軽さ意匠性耐久性共に優れていますが、下地材等の施工をしっかりと考えて
施工しなければ、雨音や結露など気になる点も出てくるでしょう。
現在では遮音仕様・遮熱使用・結露防止等の施工法も確立され様々な屋根に使用される屋根材となりました!
まだまだ沢山の屋根材がありますが、建物の構造・意匠性などと照らし合わせて
適切な屋根材を選択する事が大切ですね。
数十年もたてば経年劣化によりどうしてもメンテナンスが必要になりますので
新築時より屋根リフォームの事も少し考えておけばどのような屋根材を選択すればよいか
少し参考になるかと思います。