2016 年 02 月 15 日

屋根材の種類(1)

屋根は室内を雨や風から守るために大切なものです。
屋根材にはさまざまな種類がありそれぞれに特徴があります。

建て替えや新築時に屋根材を選ぶときには強さや重さ、耐久年数、デザイン、メンテナンスなどを考慮にいれ屋根材を選ぶ必要があります。
スレートは粘板岩を材料として薄く加工した板です。
天然スレートと呼ばれています。

セメントと人口繊維や天然繊維で薄く加工後着色したものは化粧スレートと呼ばれ現在よく使われています。
天然スレートよりも安く、日本瓦などより軽く耐久性もあるので住宅の屋根材として多く使われています。
以前はセメントとアスベストを材料とした石綿スレートが使われていましたが健康上の問題で現在では製造されていません。

ガルバリウムはアルミと亜鉛とシリコンで鉄板の両面を加工した鋼板です。
アメリカで開発された比較的新しい金属です。

耐食性や耐熱性に優れていることから最近屋根材として注目されてきています。
金属特有の雨音などの防音性や室内温度の上昇などデメリットもありましたが新しい施工方法と石粒付ガルバリウム屋根材などを使用することでデメリットも解消されてきています。