2016 年 10 月 18 日

年数ごとのスレート屋根のお手入れ方法

スレート屋根は、軽くて安価であり、カラーの種類も豊富であるため、多くの住宅の素材としてスレート屋根が採用されて、実際に使用されています。
そして、新築から築年数10年未満は特にメンテナンスの必要はないのですが、築年数が10年を超えると1度目の塗装をおこなう必要が出てきます。
その後も、およそ10年ごとに再塗装を行うなどの塗装メンテナンスを続けることになります。

ただし、それからまた時が経って、住宅が建っている場所の条件などによっても違いますが、およそ築年数が40年を超え始めると葺き替えも視野に入れて考えなければなりません。

スレート屋根は、建築当時の初期費用が安い分だけ、メンテナンス費用はある程度掛かる屋根材を使っているの屋根なのです。
なお、2004年度まで製造されていたカラーベストには、石綿が含まれていて、これが葺き替え時に飛散して健康被害を及ぼす可能性が高く、一般的には解体できません。

そこで、石綿が含まれているスレート屋根は、取り換えをするのではなく、上から金属などの屋根材で覆うと良いのです。