2016 年 03 月 30 日

急勾配の屋根のデメリット

「家の屋根」といったら、定番の「さんかく屋根」を思い浮かべるかたが大半だと思いますが、このような屋根の形にはどのような意味があるのでしょうか。

ここでは、屋根に急な角度をつけることのデメリットについて紹介します。

まずは、建築費が高くなります。

平らな屋根と違って、高いところまで足場を組んで工事する必要があるので、その分費用がかかります。

また、完成後に関しても、屋根のメンテナンスが足場がなく大変だということがあげられます。

特に太陽光発電のパネルを設置するなどの場合には、再び足場を組まなくてはなりませんし、急角度なので太陽のあたり具合も、限られた時間帯のみとなってしまいます。

パネルを固定する架台や操作盤、メーターなどの設置にも一苦労ありそうです。

また、細長い屋根は、風の影響が受けやすい構造なので注意が必要です。

その他にも、屋根の重量があるので地震の時心配という声も聴かれるようになってきました。

防災や被災時の行動が、ようやく周知されてきたので、災害時の行動について避難経路なども含めて、家族で話し合った行くことをおすすめします。