2016 年 05 月 19 日

片流れ屋根の特徴

皆さんは片流れ屋根をご存知でしょうか?

片流れ屋根とは、文字通り屋根全体が片方に傾斜した屋根の事をそう呼びます。

しかし、いったいどんな特徴があるのでしょうか?

今回はそれについてお話させていただきます。

デザインとしては、全体一面が平面となっていたり、屋根の途中で折れ曲がっていたり、屋根の勾配の違いによっても見た目が若干異なりますが、他のタイプの屋根とは違って最もシンプルで、メンテナンスのしやすい屋根の形状となっています。

その片流れ屋根の特徴ですが、他のタイプの屋根と比較して、壁面積が増えるという事が挙げられます。

片流れ屋根以外ですと、軒先が下がっている部分が片流れよりも多くなり、壁が低くなってしまいます。

片流れですと、屋根勾配にもよりますが、屋根の一番低い側の壁だけが壁の高さが低いだけとなり、結果として全体の壁の面積を大きくする事が出来ます。

そのため、窓を高い位置につけられるというメリットが有ります。

窓の位置が高いと、部屋を明るく出来ますし、窓も縦方向に大きくする事も出来、デザイン的にも変化をつけやすくなります。

さらに、屋根の形状がシンプルで一平面の面積が他のタイプの屋根と比べて広い為、ソーラーパネルがつけやすいというメリットも有ります。