2016 年 06 月 16 日

瓦屋根の特徴-屋根材シリーズ(1)−

日本家屋として瓦屋根は昔から用いられてきました。

厳かな雰囲気と重厚感がある瓦屋根で、和風建築にはぴったり合います。

そんな瓦屋根ですが、実は瓦は瓦と瓦がかみ合う様に作られており、50年に一度の強風でも耐えうると言われている。

安全性が高い。

とい特徴があります。

そのため、日本では古い日本家屋の瓦屋根はそのままの状態で使われていたり保存されているものが多くなっています。

瓦屋根の家は、瓦自体の断熱性と瓦葺き工法の通気性で家屋の室内環境を快適に過ごすことができます。

家は呼吸しているといわれますが、瓦屋根も同じように呼吸して生きていますから、室内の湿度を調整したり通気性を良くしてカビなどが発生しやすいようになっています。

昔の人の知恵をふんだんに使った瓦屋根は、今もなお人気が高く、瓦屋根の家を建てる人は多くなっています。

さいきんはスレート材など洋風建築に使われている屋根材を和風建築に使う人も多くなりましたが、素材や色の耐久性とメンテナンスの容易さでお得だということから、再び瓦屋根の人気が再興しています。