2016 年 04 月 01 日

緩勾配の屋根のメリット

屋根勾配は、材料の種類と形状・地域の平均風速・洪水量・積雪量などの気象条件を考慮して決められます。

緩勾配の屋根は、施工価格が安くなることが人気です。

特に4寸勾配は、雨水が滞留して雨漏りの原因になることがほとんどありません。

どの屋根材にも適しているので、将来どのような屋根材に葺き替えを行うことになっても容易に工事が可能になります。

屋根の面積があまり増えないことや、作業がしやすい環境になるため人件費を抑えられます。

また、メンテナンスの際、足場があることでこちらも費用を抑えることが出来ます。

屋根の頂上部分が低くなることで、風の影響が受けにくいことも劣化しにくいポイントですね。

小さい家などにおすすめの緩勾配ですが、屋根材によって最低勾配が決まっています。

それ以下に勾配をすると雨漏りや屋根材の吹き上げなどの問題が発生することもあるため、必ず確認をしてから依頼するようにしましょう。

屋根勾配に関して理解をしておくことで、業者の提案だけで話を進めるのではなく、意志を強く持って理想的な家造りを行えます。

満足の家に仕上げましょう。