2016 年 02 月 01 日

足場の種類って?

足場には多くの種類があります。
くさび式足場では、凸金具や凹金具をハンマーで打ち込んで固定します。

一定の間隔で支柱として鋼管を置き、斜材や水平材などを緊結して完成です。
組立や解体が簡単なので、人件費を削減できます。

また低中層建築物でも採用されます。
枠組み足場は最も一般的な工法です。
鋼管を門型に溶接した建枠にはめて、鋼製布板や交差筋違いなどを積み上げます。

これらの基本部材は併用することで強度が高くなります。
原則として地上45mまでの工事が可能なので、高層ビルやマンションに適しています。
単管足場は、直径が48.6mmの単管という鉄パイプを用います。

鋼管に金具を合わせて、ボルトで締めればパイプ同士が結合します。
コストが高くなりやすいですが、規模の小さい工事や隣りとのスペースが狭いビルの工事で見かけます。
吊り足場は下からではなく上から吊り上げることで完成します。

鉄骨量などで作業床を支え、橋梁やプラントといった場所に設置することができます。
吊り足場は危険が伴う工法です。
よって組立等作業主任者が必要です。