2016 年 08 月 29 日
陸屋根のメリットとデメリット
屋根の形にも色々ありますが、傾斜がなく平面になっている屋根のことを陸屋根といいます。
以前はビルやマンションなどで見られる形状でしたが、最近は戸建て住宅でも陸屋根を取り入れているお宅を見かけるようになりました。
陸屋根のメリットは、屋上部分を有効活用できると言った点にあります。
例えば庭が狭く、ガーデニングができない場合でも、花や野菜を育てることができるので、趣味を生かすことができますし、何より管理が楽なので、メンテナンスにあまり費用をかけなくて済むといったメリットもあります。
また、傾斜屋根にはない安定感のある落ち着いた雰囲気があります。
さらに、最近主流となっている太陽光電池の設置についても、設置する向きや傾斜なども自由に決めることができるので、家の向きを気にすることはありません。
一つだけデメリットがあるとすれば、太陽光電池の設置にはある程度の傾斜が必要となるので、架台を設置しなければなりません。
そのため太陽電池モジュールの設置には費用がかかってしまいます。
しかし、傾斜屋根のように室内に屋根裏のように無駄なスペースができないので、家全体を有効活用することができるのは魅力です。