2016 年 02 月 25 日

雨どいの寿命ってどれくらい?

雨どいの役目は水を流す事です。
屋根に降り注いだ雨を軒下から直接地面に落とすと屋根の周りだけが落下した水で地面が掘れてしまいます。

そこで雨どいで屋根上の水を数か所に集めて地面に設けた排水溝にまとめて流すという役割も持っています。
しかし、雨どいは多くが塩化ビニールなどでできていますが、雨や風で劣化します。

穴が開いたり、繋目の部分が折れて水が漏れることはよくあるのです。
10年以上経過していて、劣化が見られる場合は交換が必要と言えます。

壊れたままで放置しておくと軒下は雨のたびに水浸しになり、家の土台へも水が侵入してくる可能性があるからです。
また、雨どい自体に破損がなくとも長年使っていると、流れが悪くなったり、完全に詰まって水が出ない事があります。

雨どいに落ち葉やゴミが詰まっているとこのような状態になりますので、普段からメンテナンスが必要なのです。
雨どいは高所に取り付けられていますから素人のメンテナンスは危険です。

業者に定期的にメンテナンスをしてもらい、その時点で劣化の状態を確認してもらうのが良いでしょう。