2016 年 09 月 14 日

雨樋が劣化するとどうなってしまうの?

雨樋は家を守る上で重要な働きをしています。

雨水を集めスムーズに排水できるようにすることで、雨水による建物の劣化を防いでいるのです。

破損などにより本来の機能を発揮できないでいると、建物全体の耐久性にまで影響を及ぼしてしまいます。

例えば、雨水が軒先から直接地面に流れ落ちると、地面に溝や水たまりが出来ます。
それにより建物の基礎の劣化を招く場合もあるのです。

また、地面から跳ね返った雨水で外壁が濡れてしまい、腐食や劣化につながってしまうことも。

雨樋の寿命は20〜25年ほどと言われており、それほど年数が経っていなくても、変形やゆがみ、穴、割れなどがある場合には交換が必要となる場合もあります。

これぐらい、と思って放置していると、知らず知らずの間に建物全体に悪影響を及ぼしてしまう危険性があります。

定期的なメンテナンスを行い、雨樋がその機能を十分に発揮できる状態であるかを確認しましょう。
そして劣化があった場合は、速やかに修理や交換などの処置を行いましょう。

雨樋をきちんと管理することが、家全体を守ることにつながるのです。