2016 年 09 月 18 日
雨樋に塗装が必要な理由
雨樋は、屋根に落ちる雨を樋に集め地面へと返すことを目的に、設置されています。
雨樋がなければ屋根から流れ落ちる雨がはねて外壁を汚したり、軒先や外壁から水が浸入し腐食につながります。
また、地面が土の場合は、地面の耐久性をも弱めてしまい、建物の基礎部分に影響を及ぼすこともあるのです。
雨樋に塗装が必要な理由としては、外壁を塗装したのに雨樋だけ塗装を行わないと、汚れが目立つということ、そして、雨樋の寿命を延ばすためなどが挙げられます。
雨樋は本来雨水を集めて地面へと返さなければならないため、塗装をしていないと消耗が激しくなる可能性がでてきます。
塗装をすることで防水性だけでなく、排水性の向上や汚れを付きにくくする効果もあるのです。
塗膜の効果により排水がスムーズになり、汚れが付着しにくくなります。
雨樋には大気中のホコリや枯葉などの汚れが付着しやすく、枯葉が蓄積され続けると腐葉土になってしまうため、排水性の悪化だけでなく雨樋そのものの劣化につながってしまいます。
雨樋の寿命は20年から25年とされているので、寿命がきたら塗装よりも交換をする方がよいでしょう。