2016 年 09 月 06 日
雨樋に高い性能が求められる理由
住宅の屋根には必ずと言っていいほど雨樋があります。
雨樋の役割は名前通り、雨の日に水を流す役割を持っています。
もし、雨水すべてが地面に落ちてしまったとすれば、地面が汚くなります。
凹凸が出来上がり、歩きにくくなるだけで無く、花壇などがあれば花が枯れてしまう可能性があります。
そういった理由から雨樋が重要になります。
雨樋は私たちが考えている以上に、屋根材や外壁同様、過酷な自然環境にあります。
なぜなら、雨風が直撃するだけでなく、一年中太陽の光を受けるからです。
曇っている日であっても太陽の光は受けます。曇っていたとしても地上が見える程の光は浴びているのです。
そのため、高い耐久性や耐候性が必要になります。
雨樋の大きさですが、屋根の大きさや地域の降雨量などによって検討しなければなりません。
降水量が多い地方なのに雨樋が小さいと、雨樋から水が漏れてしまい、雨樋の役割を果たさなくなってしまう可能性があります。
逆に、雨が少ない地方に住んでいるのに雨樋にお金をかける必要はありません。
最低限の雨樋があれば十分でしょう。
どの雨樋がいいか気になる方は専門の業者と相談するべきです。