2016 年 04 月 25 日

雨漏りによる二次・三次災害

雨漏りの二次・三次被害の恐ろしさは、家屋全体に目には見えない被害を与えるところです。
気がつかないうちにダメージが深刻になり、取り返しがつかなくなってしまうケースも少なくありません。

雨漏りによる二次・三次被害の代表的なものとして次の4つが挙げられます。

・カビの発生
雨漏りで湿気が多くなると当然カビが発生しやすくなります。
壁のシミなどの家屋への被害だけでなく、鼻炎やカビ中毒などのように人体に健康被害を引き起こす可能性もあり、大変危険です。

・シロアリの発生
シロアリは湿気の多い場所を好みます。
シロアリは家の柱や土台を食べてしまうため、家が非常に弱くなり、地震などへの耐久性が著しく低下してしまいます。

・漏電・火災被害の発生
雨漏りが天井裏などをつたってブレーカーに流れた場合、漏電が起きる可能性があります。
電気製品の故障原因になったり、最悪の場合は火災の発生につながる恐れがあります。

・家の耐久性の低下
多湿な環境下では「木材腐朽菌」という菌も発生しやすくなります。
読んで字のごとく木を腐らせる菌です。
柱や土台などを腐食してしまうため、家の耐久性を低下させます。

雨漏りが起きたら、早急に対策するようにしましょう!