Archive for 5月, 2016

2016 年 05 月 11 日

スレートのメリット

建物の屋根材にスレートを使っている住宅の割合は非常に高いです。

そうするとメリットが有るからなのですが、スレートのメリットとはどのようなものなのでしょうか。

今回はそれについてお話させていただきます。

まず、材質が瓦などと比較して軽量な事が挙げられます。

屋根の重量が軽いから耐震性があるとも言えます。

さらに、屋根のように高い位置の重量が少ないと、地震の時の横揺れが軽減されるのです。

結果として、新築の場合構造材の強度も出しやすくなり、建物全体の費用も抑えることができます。

またスレートの特徴として、材料と工事の費用が安いという事が挙げられます。

工場で制作しますので、量産しやすく、費用が抑えられます。

そして色合いが豊富に作れますので、建物のイメージに合った屋根の色にする事が出来るのも大きなメリットです。

さらに、施工性が良いのも、費用を抑えるのに一役かっています。

スレートは瓦のように、野地板を張り、何段かおきに横桟を打つ必要も無く施工可能で、下地に合板を使う事で、施工しやすくなっています。

現在のスレートは古い物と違ってアスベストは含んでいませんので、健康や環境にも配慮されていますので、安心して使用できます。

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2016 年 05 月 09 日

ストレート屋根の種類

皆さんはストレート屋根に種類があるのはご存知でしょうか?

まず、ストレート屋根とは、粘土板岩を薄く加工している屋根材の事をそう呼んでいます。

他の屋根材の瓦より重量が軽く、鉄板屋根と比較してデザイン性が高いなどの特徴が有ります。

しかし、種類については知らないという方が多いのではないでしょうか。

なので、今回はストレート屋根の種類についてお話させていただきます。

スレート屋根の種類別には、天然ストレート、石綿ストレート、セメント系ストレートが有ります。

天然ストレートとは、天然石を使用したもので、高級なスレート材料となっています。

自然材独特の表面の立体感が特徴ですが、高価なため普及率は低くいです。

次に石綿ストレートですが、環境問題にもなっている石綿を混ぜ込んで成形したものの事です。

特徴は軽量でコストが安い点ですが、現在は健康被害の問題が有りますので使用されていません。

最後にセメント系ストレートですが、セメントを主成分としたスレートとなっています。

表面を着色している為、塗装の劣化による定期的なメンテナンスが必要になります。

同じようにセメントを使用したスレートにはパルプやビニロンを石綿の代わりに混合している製品も有り、ストレート屋根の中で最も普及しているタイプとなっています。

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2016 年 05 月 07 日

雨漏りの原因とは?

皆さんは雨漏りの原因をご存知でしょうか?

いつの間には起きてしまった雨漏り。急に起きたらびっくりしますね。

なので、今回は雨漏りについてよく知るために、雨漏りの原因を知りましょう。

雨漏りになる原因はいくつかあり、その1つが雨樋等の詰まりによるものです。

風によって飛んできた砂や落ち葉などが本来水が流れる場所だったところに詰まってしまい、水が流れなくて他のところから漏れ出して雨漏りになってしまいます。

また、そのほかの原因として瓦やスレート屋根が突風や強風による浮き、ズレてしまうことによって雨漏りが起きる場合があります。

台風などの強風によりズレだけでなく、老朽化によって瓦やスレート屋根にひびが入り、雨漏りを起こすこともあります。

瓦やスレート屋根は、大気中の汚染物質が付着しやすく、雨や紫外線が直接当たる部分なので、時間がたつごとに少しずつ劣化が進んでしまいます。

劣化が進んでしまうと瓦などは摩耗してしまいひびが入りやすくなってしまいます。

ひびが入るとその隙間から雨水が入り込んでしまい、家の中にまで雨漏りを引き起こす可能性があります。

また、屋根や雨樋だけでなく、意外にも換気口から雨漏りをすることがあります。

換気口につまりがないかを定期的に確認して掃除を行って、雨水の流れる通り道を作っておく必要があると言えるでしょう

原因を知って対策し、雨漏りを未然に防ぎましょう。

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2016 年 05 月 05 日

応急処置を行う際に注意すべきこと

強風や大地震の時、屋根が壊れてしまうことがあります。

専門の業者に補修を依頼できる場合は速やかに依頼する方が懸命です。

災害時では多くの住宅に同時に被害が発生するために、修理業者が間に合わない場合があります。

そのような時はグルーシートのようなものを被せておく処置をするだけで被害の拡大を防ぐことができます。

応急処置にはいくつかの注意点があります。

災害がまだ続いている時には応急処置には手をつけないようにしましょう。

二次被害の発生が予想されるためです。

災害が落ち着いたら、できるだけ補修に詳しい人を交えて応急処置を行うことが大切になります。

また、応急処置ではむやみにくぎを打たないようにしましょう。

なぜなら、大切な屋根に傷を付けてしまうからです。

シートを固定するには、石などで重りを作るのが効果的になります。

次に、作業は一人では行わず、複数人で行いましょう。

屋根上での作業は危険が伴うため、一人での作業は危険です。

また、屋根上では落下事故に注意する必要があります。

落下して動けなくなると元も子もないので、気を付けましょう。

最後に、瓦の山を踏んでいくとケガをしたり、落下する原因となるので、瓦の山の上を歩くのは避けましょう。

しかし、どのように歩けばいいのかというと、瓦屋根は谷の部分を伝って歩くのがコツになりますので、いざという時のために覚えておいてください。

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2016 年 05 月 03 日

雨漏りを見つけた時の応急処置法

雨漏りを見つけたときは、室内の雨漏りにより被害が広がらないように応急処置を行う必要があります。

しかし、どのような応急処置があるのかご存知でしょうか?

今回はそのことについてお話させていただきます。

応急処置の方法として、まずは雨漏りをしている箇所にブルーシートをかぶせます。

ブルーシートをかぶせることで雨水などがそれ以上入りこまないようにします。

石など重みのあるものをブルーシートに乗せて、ブルーシートの淵に防水テープを張るようにして、横から水や湿気が入り込まないようにします。

そして室内の雨漏りがしている場所にはバケツを置いて床を守るようにします。

ただこれらはあくまで応急処置ですから、専門業者に補修を行ってもらう必要があります。

もし補修を行わずに雨漏りを放置していたら、雨漏りをしている箇所を中心に建築資材が傷んでしまいます。

木造の場合は腐食してしまいますし、鉄筋の場合は錆びを発生させる場合はあります。

建築資材が傷んでしまうと、家の強度や耐震性も失われてしまいます。

また、雨漏りは室内に湿気をたまらせてしまうので、空気中にカビ成分が広がってしまったり、シロアリが生育しやすい環境になってしまうので、健康被害やシロアリにより二次被害も懸念されます。

雨漏りが発生したら応急処置で済ませるのではなく、補修も考えましょう。

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2016 年 05 月 01 日

雨漏りを放っておくとどうなるの?

皆さんは雨漏りを放っておくとどうなるかご存知でしょうか?

雨漏りは放っておくと大変なことになります。

せっかく大切な家を雨漏りのせいで台無しにされたら困りものです。

今回の記事でしっかり雨漏りについて学び、対策しましょう。

では、お話させていただきます。

一般的に雨漏りと聞くと部屋の天井などを見上げて、屋根の劣化や不具合などによって雨漏りが起こっているのだと、そんなふうに思う方が多いのではないでしょうか。

しかし、雨漏りが始まるのは一概に屋根が原因とはいえません。

外壁にヒビが入ったりしていることに気づかず、そこから染みこんだ雨水などが家の構造体をつたって、雨漏りの原因となっていることの方が意外に多いのだと専門家の間では考えられているのです。

そのためには、定期的な屋根や外壁のメンテナンスが必要になりますが、現在の良質な塗料を使っている場合には、おおよそ塗り替えなどは15年が目安であると考えられています。

それ以上の期間メンテナンスを怠った状態で放置すると、場合によってはシミやカビの発生が室内外に起こる可能性が高くなり、カビが人体へ悪影響を与えることもあります。

また、住宅の構造体に使っている木材の老朽化が考えられるなど、メンテナンスを怠った結果として最悪の場合には、家の建て替えにまで至ったしまうこともあるのです。

大切な家を日頃のメンテナンスで守りましょう。

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