2017 年 04 月 06 日
Archive for the '情報建築ブログ' Category
2016 年 12 月 07 日
ガルバリウム鋼板 屋根工事 尼崎市
2016 年 10 月 22 日
カラーベスト屋根の耐久性
カラーベスト屋根の耐久性は製品自体の品質にもよりますが、20年ほどです。
耐久期間を過ぎますと、雨天時などに毛細管現象で雨水を吸いやすくなり、塗装された塗膜が傷んで耐久性が落ちます。
その結果、塗膜樹脂が劣化して結合が弱まることで微細なクラック(ひび)が入ったり、素地との付着力が弱まることで塗膜の剥離、浮きが起こります。
塗膜がそのような状態になったカラーベスト屋根は、コケやヒビ、反り、雨漏りが起きやすい状態となります。
また、塗装自体の褪色やチョーキング(粉吹き)などに至る可能性があり、外観にも悪影響が現れます。
このほかにも塗装された塗膜が傷んで耐久性が落ちる要因として、雨などで濡れた状態から乾燥し、再び濡れることの繰り返しであったり、太陽光からの紫外線や熱、酸性雨などが挙げられます。
特に、酸化チタンを含む塗料を使用している場合、太陽光による劣化が顕著です。
カラーベスト屋根の耐久性を左右する要因は数多くあり、塗装だけが影響するわけではありませんが、塗装品質や塗膜の状態に注意を払うことが重要です。
カラーベスト屋根の耐久性は製品自体の品質にもよりますが、20年ほどです。
耐久期間を過ぎますと、雨天時などに毛細管現象で雨水を吸いやすくなり、塗装された塗膜が傷んで耐久性が落ちます。
その結果、塗膜樹脂が劣化して結合が弱まることで微細なクラック(ひび)が入ったり、素地との付着力が弱まることで塗膜の剥離、浮きが起こります。
塗膜がそのような状態になったカラーベスト屋根は、コケやヒビ、反り、雨漏りが起きやすい状態となります。
また、塗装自体の褪色やチョーキング(粉吹き)などに至る可能性があり、外観にも悪影響が現れます。
このほかにも塗装された塗膜が傷んで耐久性が落ちる要因として、雨などで濡れた状態から乾燥し、再び濡れることの繰り返しであったり、太陽光からの紫外線や熱、酸性雨などが挙げられます。
特に、酸化チタンを含む塗料を使用している場合、太陽光による劣化が顕著です。
カラーベスト屋根の耐久性を左右する要因は数多くあり、塗装だけが影響するわけではありませんが、塗装品質や塗膜の状態に注意を払うことが重要です。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 20 日
スレート塗装は業者に依頼しましょう
新築で建てた家も、長年住んでいるとどうしても様々な箇所に不具合や劣化が目立ってくるものです。
最近はこうした家の補修やリフォームを自分でDIYで済ませてしまうという人も増えてきています。
自力で愛着のある家を補修したり、あるいはリフォームすること自体は全く悪いことではありませんが、作業の内容によっては自分で行わない方が良いこともあります。
家の劣化が目立つ部分の一つとして、スレートの屋根が挙げられますが、スレート屋根の塗装が傷んでしまった時、自分で塗装を行うのは危険です。
高い場所での作業になるので、屋根から落下してけがをする可能性がありますし、そもそも慣れと経験が無いと塗料がスレートに定着しないという問題もあります。
塗料を用意するにしても、ホームセンターなどではそれほど多くの種類の塗料は扱っていませんし、専門店で買うにしても一度で使い切れない量で売っているため、ロスも大きくなってしまいます。
また、屋根の構造の理解が無いとスレートを割ってしまう危険もあるので、余程の知識や技術、あるいは経験が無ければプロに任せるのが確実です。
新築で建てた家も、長年住んでいるとどうしても様々な箇所に不具合や劣化が目立ってくるものです。
最近はこうした家の補修やリフォームを自分でDIYで済ませてしまうという人も増えてきています。
自力で愛着のある家を補修したり、あるいはリフォームすること自体は全く悪いことではありませんが、作業の内容によっては自分で行わない方が良いこともあります。
家の劣化が目立つ部分の一つとして、スレートの屋根が挙げられますが、スレート屋根の塗装が傷んでしまった時、自分で塗装を行うのは危険です。
高い場所での作業になるので、屋根から落下してけがをする可能性がありますし、そもそも慣れと経験が無いと塗料がスレートに定着しないという問題もあります。
塗料を用意するにしても、ホームセンターなどではそれほど多くの種類の塗料は扱っていませんし、専門店で買うにしても一度で使い切れない量で売っているため、ロスも大きくなってしまいます。
また、屋根の構造の理解が無いとスレートを割ってしまう危険もあるので、余程の知識や技術、あるいは経験が無ければプロに任せるのが確実です。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 18 日
年数ごとのスレート屋根のお手入れ方法
スレート屋根は、軽くて安価であり、カラーの種類も豊富であるため、多くの住宅の素材としてスレート屋根が採用されて、実際に使用されています。
そして、新築から築年数10年未満は特にメンテナンスの必要はないのですが、築年数が10年を超えると1度目の塗装をおこなう必要が出てきます。
その後も、およそ10年ごとに再塗装を行うなどの塗装メンテナンスを続けることになります。
ただし、それからまた時が経って、住宅が建っている場所の条件などによっても違いますが、およそ築年数が40年を超え始めると葺き替えも視野に入れて考えなければなりません。
スレート屋根は、建築当時の初期費用が安い分だけ、メンテナンス費用はある程度掛かる屋根材を使っているの屋根なのです。
なお、2004年度まで製造されていたカラーベストには、石綿が含まれていて、これが葺き替え時に飛散して健康被害を及ぼす可能性が高く、一般的には解体できません。
そこで、石綿が含まれているスレート屋根は、取り換えをするのではなく、上から金属などの屋根材で覆うと良いのです。
スレート屋根は、軽くて安価であり、カラーの種類も豊富であるため、多くの住宅の素材としてスレート屋根が採用されて、実際に使用されています。
そして、新築から築年数10年未満は特にメンテナンスの必要はないのですが、築年数が10年を超えると1度目の塗装をおこなう必要が出てきます。
その後も、およそ10年ごとに再塗装を行うなどの塗装メンテナンスを続けることになります。
ただし、それからまた時が経って、住宅が建っている場所の条件などによっても違いますが、およそ築年数が40年を超え始めると葺き替えも視野に入れて考えなければなりません。
スレート屋根は、建築当時の初期費用が安い分だけ、メンテナンス費用はある程度掛かる屋根材を使っているの屋根なのです。
なお、2004年度まで製造されていたカラーベストには、石綿が含まれていて、これが葺き替え時に飛散して健康被害を及ぼす可能性が高く、一般的には解体できません。
そこで、石綿が含まれているスレート屋根は、取り換えをするのではなく、上から金属などの屋根材で覆うと良いのです。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 16 日
ガルバリウム鋼板屋根のデメリット
ガルバリウム鋼板屋根は、軽くて丈夫な素材である金属系の屋根で経済面においても優れているため、用いられることが多い屋根です。
鋼板である芯材にメッキ処理を施し、耐用年数が長いという点も人気の理由の1つです。
ただガルバリウム鋼板屋根のデメリットとしては、雨が降った場合には瓦に比べると静穏性で劣るというデメリットが存在します。
つまり雨が降った時に室内まで音が伝わりやすく、その音がストレスになる場合があります。
一方で、屋根の種類には、セメントや繊維などを混ぜ合わせてできた素材の屋根でコロニアル屋根という種類も存在するのですが、これも屋根材として活用されることが多いです。
コロニアル屋根にガルバリウム鋼板屋根を施工することもありますが、その場合、コロニアル屋根が防音の役割を果たすため、コロニアル屋根にガルバリウム鋼板屋根を施工する場合は防音対策はあまり必要ありません。
他にガルバリウム鋼板は金属系の屋根のため断熱性に劣り、夏の時期に屋根が熱を持ってしまうことも多く、室温が上昇する場合が多いです。
ただ厚い素材なため、薄いコロニアル屋根よりは断熱性においては優れています。
ガルバリウム鋼板屋根は、軽くて丈夫な素材である金属系の屋根で経済面においても優れているため、用いられることが多い屋根です。
鋼板である芯材にメッキ処理を施し、耐用年数が長いという点も人気の理由の1つです。
ただガルバリウム鋼板屋根のデメリットとしては、雨が降った場合には瓦に比べると静穏性で劣るというデメリットが存在します。
つまり雨が降った時に室内まで音が伝わりやすく、その音がストレスになる場合があります。
一方で、屋根の種類には、セメントや繊維などを混ぜ合わせてできた素材の屋根でコロニアル屋根という種類も存在するのですが、これも屋根材として活用されることが多いです。
コロニアル屋根にガルバリウム鋼板屋根を施工することもありますが、その場合、コロニアル屋根が防音の役割を果たすため、コロニアル屋根にガルバリウム鋼板屋根を施工する場合は防音対策はあまり必要ありません。
他にガルバリウム鋼板は金属系の屋根のため断熱性に劣り、夏の時期に屋根が熱を持ってしまうことも多く、室温が上昇する場合が多いです。
ただ厚い素材なため、薄いコロニアル屋根よりは断熱性においては優れています。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 14 日
タスペーサーとは
住宅の屋根はある程度強度がなければなりません。
なぜなら屋根は住宅の中でも一番紫外線を強烈に受ける場所だからです。
また冬の時期になればたくさんの雨が降りますし、台風が多いシーズンに強い雨が降ることもあります。
冬は日本海側を中心に大雪が降ります。
これらはすべて自然的に発生する物ですが、いずれも住宅の屋根が防いでいます。
これらのことからわかる通り、屋根は頑丈でなければならないのです。
逆に言えば、屋根が頑丈であれば、そこに住む人も平穏に暮すことが出来るようになります。
では、現代の住宅の屋根はどのような工夫をして頑丈な作りにしているのでしょうか。
屋根の素材の多くはスレートが用いられています。
スレート自体は、頑丈に出来ているだけでなく、軽量のため、雪が積もったり大きな地震が来ても住宅が押しつぶされにくいのです。
スレートの働きをより効率的にするために、タスペーサーというものを入れています。
タスペーサーは、縁切り作業を効率的にする働きがあり、
タスペーサーを入れる時は、下塗りの後に手で挿入するのです。
これにより作業時間を大幅に短縮します。
一般住宅の屋根には1000個前後のタスペーサーが必要になります。
住宅の屋根はある程度強度がなければなりません。
なぜなら屋根は住宅の中でも一番紫外線を強烈に受ける場所だからです。
また冬の時期になればたくさんの雨が降りますし、台風が多いシーズンに強い雨が降ることもあります。
冬は日本海側を中心に大雪が降ります。
これらはすべて自然的に発生する物ですが、いずれも住宅の屋根が防いでいます。
これらのことからわかる通り、屋根は頑丈でなければならないのです。
逆に言えば、屋根が頑丈であれば、そこに住む人も平穏に暮すことが出来るようになります。
では、現代の住宅の屋根はどのような工夫をして頑丈な作りにしているのでしょうか。
屋根の素材の多くはスレートが用いられています。
スレート自体は、頑丈に出来ているだけでなく、軽量のため、雪が積もったり大きな地震が来ても住宅が押しつぶされにくいのです。
スレートの働きをより効率的にするために、タスペーサーというものを入れています。
タスペーサーは、縁切り作業を効率的にする働きがあり、
タスペーサーを入れる時は、下塗りの後に手で挿入するのです。
これにより作業時間を大幅に短縮します。
一般住宅の屋根には1000個前後のタスペーサーが必要になります。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 12 日
スレート屋根で起きる劣化の症状って?
住宅の中で一番劣化し易い場所はどこでしょうか。
実は屋根が一番劣化し易いのです。
日本の気候は、夏は暑くて湿度が高く、冬は寒くて湿度が低いのが特徴ですが、気温差も年間で40度以上ある所も決して珍しくありません。
そうすると、外の空気に触れている外壁や屋根が真っ先にダメージを受けることになります。
外壁よりも屋根の方が劣化し易い理由は、一番高い所にあるからという理由です。
例えば、日光が当たるときですが、晴れている場合でも外壁は北側はほとんど日光は当たりませんし、南側であっても隣に住宅がある場合や、背の高い樹木がある場合には太陽が当たらない時間があります。
ですが、屋根はよほど高い障害物でもない限り日光が直接あたってしまうのです。
航空写真を見ればいかに屋根のダメージが大きくなるかがわかるでしょう。
最近の住宅の屋根材はスレートを利用している場合が多いです。
スレート屋根を利用している場合、どのような劣化症状が起こるでしょうか。
まず、塗膜の褪色や剥離、板金等の劣化や不具合などが生じます。
また、湿気の多い季節では、早い段階でさびなどが出ます。
紫外線やあま風にさらされるためです。
住宅の中で一番劣化し易い場所はどこでしょうか。
実は屋根が一番劣化し易いのです。
日本の気候は、夏は暑くて湿度が高く、冬は寒くて湿度が低いのが特徴ですが、気温差も年間で40度以上ある所も決して珍しくありません。
そうすると、外の空気に触れている外壁や屋根が真っ先にダメージを受けることになります。
外壁よりも屋根の方が劣化し易い理由は、一番高い所にあるからという理由です。
例えば、日光が当たるときですが、晴れている場合でも外壁は北側はほとんど日光は当たりませんし、南側であっても隣に住宅がある場合や、背の高い樹木がある場合には太陽が当たらない時間があります。
ですが、屋根はよほど高い障害物でもない限り日光が直接あたってしまうのです。
航空写真を見ればいかに屋根のダメージが大きくなるかがわかるでしょう。
最近の住宅の屋根材はスレートを利用している場合が多いです。
スレート屋根を利用している場合、どのような劣化症状が起こるでしょうか。
まず、塗膜の褪色や剥離、板金等の劣化や不具合などが生じます。
また、湿気の多い季節では、早い段階でさびなどが出ます。
紫外線やあま風にさらされるためです。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ
2016 年 10 月 10 日
スレート屋根とガルバリウム鋼板
一戸建て住宅やアパートの屋根材には色々な種類があります。
昭和30年代から50年代頃にかけては、瓦屋根が多く利用されていました。
瓦はかなり頑丈に作られているのです。
しかし、非常に重いので、耐震性に問題があります。
そのため、本来であれば、一定以上の揺れによって瓦が落下して住宅が潰れるのを防ぐ工夫がされていました。屋根瓦は大きな地震が来た時に瓦が落ちる仕組みになっているのです。
ですが、家が密集する都会では、瓦が落ちると、逆に危ないと言うことで、滅多なことでは瓦が落ちないようになっています。
最近は和風住宅以外で屋根瓦を使う機会が減っています。
その代わりに、スレート屋根やガルバリウム鋼板の屋根が増えてきています。
この2つの違いは様々です。
まずは重さに違いがあります。
ガルバリウム鋼板はスレート屋根に比べて、さらに軽量です。
そのため、ガルバリウム鋼板を利用した住宅が増えています。
さらに、ガルバリウム鋼板は、薄い金属で出来ており、加工が容易なので、こちらの方がデザイン性に富んでいます。
そして、スレート屋根は定期的なメンテナンスが必要になりますが、ガルバリウム鋼板は耐久年数が長いので、メンテナンスはそれほど必要ないのが特徴です。
一戸建て住宅やアパートの屋根材には色々な種類があります。
昭和30年代から50年代頃にかけては、瓦屋根が多く利用されていました。
瓦はかなり頑丈に作られているのです。
しかし、非常に重いので、耐震性に問題があります。
そのため、本来であれば、一定以上の揺れによって瓦が落下して住宅が潰れるのを防ぐ工夫がされていました。屋根瓦は大きな地震が来た時に瓦が落ちる仕組みになっているのです。
ですが、家が密集する都会では、瓦が落ちると、逆に危ないと言うことで、滅多なことでは瓦が落ちないようになっています。
最近は和風住宅以外で屋根瓦を使う機会が減っています。
その代わりに、スレート屋根やガルバリウム鋼板の屋根が増えてきています。
この2つの違いは様々です。
まずは重さに違いがあります。
ガルバリウム鋼板はスレート屋根に比べて、さらに軽量です。
そのため、ガルバリウム鋼板を利用した住宅が増えています。
さらに、ガルバリウム鋼板は、薄い金属で出来ており、加工が容易なので、こちらの方がデザイン性に富んでいます。
そして、スレート屋根は定期的なメンテナンスが必要になりますが、ガルバリウム鋼板は耐久年数が長いので、メンテナンスはそれほど必要ないのが特徴です。
投稿者 utsunomiya 情報建築ブログ