Archive for 3月, 2016

2016 年 03 月 10 日

ガルバリウム鋼板の種類〜瓦調葺き〜

ガルバリウム鋼板の種類の中でも、日本独自の屋根に適応する形であるのが、瓦調葺きのものです。
日本で長らく愛されてきた瓦葺きの屋根。
古い家屋だけではなく、その特性や、和モダンの住宅とも相性が良いことから、新しい家にも採用され続けています。

ガルバリウム鋼板の瓦調葺きのものは、その名の通り、形状が瓦になっています。
ですから、新しい家だけではなく、古い家のリフォームの際も、既存の瓦屋根に適用することができます。

また、実際の瓦よりも軽く家屋への重量によるダメージも軽減できます。

瓦屋根のデメリットの一つに、割れるということがあります。
材質を考えれば仕方ないことなのですが、台風や突風で飛ばされ、二次被害を出してしまうことがありました。

しかし、ガルバリウム鋼板製であれば割れる心配も少ないため、リスクを軽減できます。
さらに、瓦同士がフックで繋がる構造になっているものを使えば、風でめくり上がる可能性をぐっと低くすることができます。

瓦屋根独特の趣やデザイン、機能を損なわず、悪い点を補ったのが、ガルバリウム鋼板製の瓦だと言えるでしょう。

Posted by 投稿者 utsunomiya Filed under 情報建築ブログ

2016 年 03 月 08 日

ガルバリウム鋼板の種類〜縦葺き〜

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%で構成される、アルミ亜鉛合金メッキ鋼板のことを指し、サビにくく寿命の長い素材としても高名です。

ガルバリウム鋼板を用いた屋根の中でも、緩い勾配の屋根にも施工できる縦葺きは、見た目がシンプルといった特徴を持つ優れた工法です。

瓦棒葺きも縦葺きと同じタイプです。
横葺きタイプとの違いは、単純に見た目の違いなだけで、デザイン面でも縦葺きが気に入っているのであれば、横タイプと比べガルバリウム鋼板の1枚あたりの長さが短くなるため生成加工も比較的優しくなることで、一つあたりの単価が安くなり、当然屋根の全体的な値段も安くなります。

ちなみに、瓦屋根と比べても安価であり、ルックスも優れていることも併せて人気の理由となっています。

断熱効果があるため、室内の気温が安定し、ひいては夏場の冷房・冬場の暖房代ともに光熱費を抑えることができます。

また、軽くて耐震性にも優れているため、私たち「住む側」だけでなくデザイナーや建築家など「建てる側」にも人気のある素材を用いた工法です。

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2016 年 03 月 06 日

ガルバリウム鋼板の種類〜横葺き〜

ガルバリウム銅板はアルミニウムが55%、亜鉛が43.4%、シリコンが1.6%の材料を使ったアルミ亜鉛合金メッキ銅板で、錆びにくいと言うメリットが在ることからも、外壁や屋根などの建材として利用される人が増えています。

尚、屋根材としてのガリバリウム銅板には横葺きタイプと縦葺きタイプの2種類が在ります。

横葺きタイプには、断熱材付きと断熱材無しの2種類が在り、断熱材無しのタイプには石付きタイプと石無しタイプの2種類が在ります。

この中でも最も一般的なタイプは横葺きの断熱材付きタイプになります。

ガルバリウム銅板は熱を伝えやすい性質が在ることからも、そのまま屋根材として利用してしまうと、真夏の屋根の表面温度が室内に伝わってしまうなどの理由からも、断熱材などを別途施工しなければなりません。

しかし、一般的なタイプは屋根材と断熱材が一体化している事、葺き替えで取り付けた場合、断熱や防音の素材をそのまま生かせるため、見た目に美しくなると言った魅力も在ります。

但し、横葺きタイプは、屋根の勾配によっては施工できない可能性もあるため、施工が可能かどうかを調べておくことがお勧めです。

ガルバリウム鋼板 屋根カバー工法 ウツノミヤ板金

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2016 年 03 月 04 日

ガルバリウム鋼板のデメリット

ガルバリウム鋼板は錆びにくい材料だと言われているのですが、雨で濡れない軒下などの部分が錆びてしまう事も有り、メンテナンスをする必要があります。

ただ、錆と言っても金属特有の赤錆ではなく、ガルバリウム銅板の錆は白錆と呼ばれているもので、赤錆とは違い材料に影響を与えるものではなく、表面的な錆になります。

しかし、白錆が生じる事でメンテナンスをする必要がありますし、施工を行う時には追加の対策も必要なので、工費が高くなると言ったデメリットが在ります。

追加の対策の一つに、ガルバリウム銅板は熱の伝導率が高い事が挙げられます。

トタン屋根と言うのは、従来の日本の家に利用されてきたものですが、真夏の屋根の上の温度は80度を超えるとも言われています。

一般的な屋根の場合は熱の伝導率が低いため、屋根の表面温度が高くても室内への影響は少ないと言った特徴が在ります。

一方、ガリバリウム銅板は熱の伝導率が高いため、夏場の暑い時期などでは室内に熱を伝えてしまうことからも、ガルバリウム鋼板だけでは断熱性がないので、断熱材を入れるなどの追加の対策も必要なのです。

Posted by 投稿者 utsunomiya Filed under 情報建築ブログ

2016 年 03 月 02 日

ガルバリウム鋼板 外壁工事 尼崎市

尼崎市の集合住宅リノベーション工事が着工となりました!

既存軽量鉄骨造の建物を外部内部共に全改修する工事です。

今回は外壁材にガルバリウム鋼板製の長尺加工物を採用していただき

施工する事となりました!

よくある金属サイディング材では定尺ものが多くどうしても中間部にジョイントが

必要となります。意匠的にも雨仕舞的にも長尺一本ものの方がかなり優れていると思います。

施工性は少々難ありですが、仕上がりは最高ですね!!

ガルバリウム鋼板外壁リフォーム工事 ウツノミヤ板金工業所

Posted by 投稿者 utsunomiya Filed under 未分類

2016 年 03 月 02 日

ガルバリウム鋼板のメリット

ガルバリウム鋼板は、アルミ亜鉛合金をメッキした鋼板です。
メッキの上部は化成皮膜で覆われており、その上からエポキシ樹脂やポリエステル樹脂の塗装が行われています。
トタンなどと比べて耐久性が高くて長期間メンテナンスの必要が無く、修繕費が総合的に安く済むため、建築物の屋根材や外壁材として広く利用されています。

また、熱反射率が高く、耐熱性に優れているのも特徴です。
金属と聞くと重いイメージがありますが、ガルバリウム鋼板は薄いので比較的軽量です。
屋根が軽いと耐震性も高まり、地震が発生した時の揺れ小さくなります。
ガルバリウム鋼板は、金属にも関わらず錆びにくいという長所があります。
雨や風などによって表面のメッキ部分に傷がついても、亜鉛が溶けだして内側の鋼板を保護してくれるのです。

さらに、ガルバリウム鋼板はデザイン性にも優れた素材です。
金属や無地、木目やタイルなどの様々なパターンから選ぶことができるので、建築物の外観を美しく演出することができます。
色の種類も豊富に用意されており、建物のデザインを重視している人に人気があります。

ガルバリウム鋼板屋根工事 宇都宮板金工業所

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