Archive for 3月, 2016

2016 年 03 月 30 日

急勾配の屋根のデメリット

「家の屋根」といったら、定番の「さんかく屋根」を思い浮かべるかたが大半だと思いますが、このような屋根の形にはどのような意味があるのでしょうか。

ここでは、屋根に急な角度をつけることのデメリットについて紹介します。

まずは、建築費が高くなります。

平らな屋根と違って、高いところまで足場を組んで工事する必要があるので、その分費用がかかります。

また、完成後に関しても、屋根のメンテナンスが足場がなく大変だということがあげられます。

特に太陽光発電のパネルを設置するなどの場合には、再び足場を組まなくてはなりませんし、急角度なので太陽のあたり具合も、限られた時間帯のみとなってしまいます。

パネルを固定する架台や操作盤、メーターなどの設置にも一苦労ありそうです。

また、細長い屋根は、風の影響が受けやすい構造なので注意が必要です。

その他にも、屋根の重量があるので地震の時心配という声も聴かれるようになってきました。

防災や被災時の行動が、ようやく周知されてきたので、災害時の行動について避難経路なども含めて、家族で話し合った行くことをおすすめします。

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2016 年 03 月 28 日

急勾配の屋根のメリット

住宅の屋根にはいろいろな形がありますが、屋根といって最初に思いつくのは「三角屋根」だと思います。

これは、単なるデザインではありません。

屋根に角度をつけることに、きちんとした理由があるのです。

ここでは急勾配の屋根について、そのメリットを紹介します。

まず、急勾配の特徴としては、角度が急なだけ、物が転がり落ちる速度が速くなります。

よって、雨が早く流れ落ちます。

つまり、隙間などに水が溜まることがないので、雨漏りの心配がなくなるということです。

同様に北国の冬においては、雪が積もりにくいというメリットもあります。

基本的にどんな物体であれ、長い時間とどまっていると、接触している面には、なんらかの負担や腐食が起きるのです。

急勾配によって物が留まらない、というのはイコール「耐久性が高い」ということにつながるのです。

その他にも、屋根に上がってしまうことがある、ボールや凧、鳥の巣やネコ、ドロボウなどさまざまなモノを防ぐ働きがあります。

このように、屋根の勾配を急にすることによって、さまざまなメリットがあるのです。

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2016 年 03 月 26 日

地域密着型業者と大手業者の違い

屋根工事を依頼する業者を選ぶ時に、地域密着型業者と大手業者どちらを選んで良いのかわからないという人も少なくないことでしょう。

どちらかを選ぶためにはそれぞれの特徴をよく理解したうえで選んでみると良いでしょう。

では、地域密着型からですが、地域密着型は仲介業者を通していないことが多いので、密に打ち合わせをすることができ、地域の特性に合わせた工事をしてもらうことができるのでクオリティの高い工事をしてもらいやすいといった利点があります。

一方、大手業者は圧倒的な口コミと評判で安心感のある施工をしてもらうことができ、アフターフォローの充実度も高いケースが多いので工事をした後の先のことを見据えるのであれば大手を選ぶという選択肢もあります。

どちらを選ぶのかということはその人の考え方や好き好きといった部分があるので、どちらか一方が優れているということはありません。

そのため、両者の違いをよく理解したうえで自分にとってメリットが大きいと思える方を選んでみると良いでしょう。

地域密着型業者にも大手業者にも長所と短所があるので、その辺をよく理解しておくと答えが出しやすくなります。

尼崎市 屋根工事店 宇都宮板金工業所

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2016 年 03 月 24 日

瓦屋根の特徴とは

屋根として用いられる材質を大別すると瓦、金属、スレートといった具合に屋根材を分類することができます。
特に瓦に関しては古くから屋根材として用いられることが多い材質ですが、この材質の特徴は耐久性が高いという点にあります。

瓦屋根というものは前述したように非常に耐久性が高く、また防火性や防音性に優れていることから多くの建築物の屋根材として用いられています。
屋根瓦の耐久性が高いという特徴は長期間の使用に耐えられるということになるので、金属やスレートを用いた屋根よりもメンテナンスをしなければならない頻度が少なくて済むというメリットに繋がっています。
そのため、定期的な屋根の塗装を塗り替えの必要がほとんど無いので屋根のメンテナンスに掛かる費用を抑えることが可能なのです。

ただし、そんな瓦屋根にもデメリットの面はあります。
最近では軽いものも出てきていますが、重量があるため地震などが発生した場合に屋根から瓦が落下してしまうというケースもあり、落下してきた瓦によって怪我をしてしまう例というのも少くはないです。

メリット、デメリットを良く理解した上で活用していく必要があります。

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2016 年 03 月 22 日

屋根の形の種類〜片流れ屋根、方形屋根〜

屋根は外観デザインに与える影響が大きいため、好みのデザインで選ぶ人も少なくありません。
しかし、屋根には建物を雨風から守り、室内に雨を侵入させないという大きな役割があるので、見た目やデザインだけで選ぶのではなく、それぞれの特徴をよく理解した上で、適した種類を選ぶのがよろしいでしょう。

片流れ屋根は、一方にだけ傾斜したデザインです。
見た目がお洒落でモダンな印象を演出できること、造りが単純であるためコストがかからないこと、等の理由で人気があります。
小さい家でもデザイン性に優れた印象を与えることができ、特に都心や若者に人気があります。
また、ほぼ1枚屋根の造りですので雨漏りが少ないこともメリットです。
ただ、片流れ屋根は下がっている方に雨水が集中してしまうため、雨樋の定期的なメンテナンスが不可欠になってきます。

方形屋根は一つの頂点から同じ角度で四方向に傾斜しているデザインです。
三角形を4枚重ねた形、ピラミッドのような形、と言えば分かりやすいでしょう。
4面が合わさっている構造上、耐久性に優れていますが、合わさった部分に雨漏りが起きやすいという弱点があります。

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2016 年 03 月 20 日

屋根の形の種類〜切妻屋根、寄棟屋根〜

住宅に用いられている屋根に関しては、非常に数多くの種類が存在していて、さらに用いられている素材の違いも出てくることになります。
その結果として組み合わせでも非常に豊富な種類に分けることができ、それぞれがメリットやデメリットを持つことも一般的です。

屋根の形の種類で分類した場合では、最もポピュラーなタイプでは切妻屋根と呼ばれているものがあります。
切妻屋根は最も一般的なものとして使われているように、大棟から2面の屋根で構成されているタイプになり、いわゆる三角屋根と呼ばれているものが該当しています。
このタイプでは非常に単純な構造に仕上がっていることから、雨漏りが少なく安定して使うことができるメリットがあります。
一般的には大がかりなメンテナンスは必要無いのですが、定期的に塗り替え塗装を施すことも大切になるでしょう。

次に寄棟屋根と呼ばれているものがあります。
この屋根に関しては大棟に対して4本の下がり棟が設定されていることになり、4面の屋根で構成されています。
Y字の状態に仕上がっている「かき合い」と部分から雨漏りが発生しやすいことでも知られているように、メンテナンスをしっかりと行うことが大切です。

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2016 年 03 月 18 日

トタン屋根の特徴について

トタン屋根の特徴は、比較的緩い角度での施工が可能である事、施工の手順などが単純で容易である事、低コストである事などのメリットがたくさんあります。

ですが、古くからある素材の為にやはり現代の屋根の素材としてはデメリットも多く、それぞれの状況に応じた対策が必要です。

まず、他の種類の屋根と比較してかなり熱が伝わりやすいという点が挙げられます。
この為、表面を塗装するときは遮熱塗料や断熱塗料を使用する必要があります。
これはかなりの効果が期待でき、例えば真夏にはトタンの表面温度は70度近くまで上昇しますが、塗装を工夫する事で20度ほど温度上昇を抑える事も可能なのです。

また、色あせや割れなど、劣化しやすい事も挙げられます。
さらに素材の特性上錆が付きやすいので、防錆対策が必要になってきます。
それぞれの問題に対応した塗装や、対策を考える事が重要です。

デメリットがあるのは仕方ない事です。
大切なのはそれらに対してはうまく対策をとりながら、メリットもたくさんあるトタン屋根の特徴をうまく活かした施工を計画してみることではないでしょうか。

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2016 年 03 月 16 日

ガルバリウム鋼板って雨音は大丈夫?

ガルバリウム鋼板は非常に耐久性に優れた鋼板であるため屋根としては非常に優れた性能があるのですが、その反面ガルバリウム鋼板の屋根の雨音を心配している方もかなり多いです。

確かに金属なので雨音が響きやすいのではないかという意見は当然思い浮かぶものなのですが、実際には雨音は気にならないことが多いです。

では、これはどうしてかというと「施工する側もそのまま使うと雨音が気になるのは分かっているから」です。

実際のところ鋼板はどれも音が響きやすい傾向がありますので、施工の際には音が響かないような配慮をして行うのが普通です。

例えば下地の上に置くことや、防音シートを施すと音は大部分打ち消すことが出来るようになります。

全く音がしないとまではいきませんが通常の屋根と比べてもそん色無い程の静音性を実現することは可能ですし、耐久性に優れているということで今後長い間使っていける屋根を求めているというのであればガルバリウム鋼板はかなりお勧めできる素材なのです。

もし「雨音が酷そうだから」という理由で鋼板を選択肢から外していたのであれば、是非一度プロに相談してみることをお勧めします。

屋根工事 尼崎市 宇都宮板金工業所

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2016 年 03 月 14 日

雨どいが壊れる理由とは

雨どいは、雨が降ったときに屋根に溜まった水をうまく流して、急激な水の落下を防ぐ設備です。

そんな雨どいですが、水を流れるレールはむき出しになっています。
そのため、水の重さによってどうしても痛んでしまうことがあるのです。

例えば、経年劣化によってひび割れが生じて壊れてしまうことが代表的です。
強化されたプラスティックなどでできているとはいえ、長い間の寒暖差や水の重さは、確実に雨どいを劣化させていきます。

また、雨どいに葉っぱやゴミが詰まり、流れる雨水がせき止められた結果、一部の個所に水圧がかかってしまって破損する時事情もあります。

そのほか、雨どいを留めている金具が緩んできて、そのままにしていることで外れてしまうということもあります。

以上の通り、雨どいは外に設置された設備である以上、消耗品であるため、どうしても破損してしまいます。
そうなると修理が必要です。
修理自体は自分でも行うことは可能ですが、大掛かりな修繕が必要な場合は、自分でやるとかえって高くつくことがあるので、業者に依頼したほうが良いでしょう。

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2016 年 03 月 12 日

屋根工事の業者選びのポイント

屋根は定期的にリフォームをしなければなりません。

そのままに放っておくと、屋根にヒビが入ってしまい、そこから雨が侵入します。

雨が侵入すると、建材が傷んでしまうだけでなく、家の中が湿気が溜まりやすくなって、カビも生えやすくなるので健康にも影響します。

屋根のリフォームは10年に一度のペースで行うことで綺麗な家を保てます。

値段やアフターケアが大切なので、業者選びは慎重に選びましょう。

一つの業者に見積もりを行うのではなく、複数の業者に見積もりを行うことで、どの程度の料金がかかるのかを把握することができます。

見積もりの際には、足場の費用が相場とかけ離れ過ぎていないかをチェックしておきましょう。

見積もりを行うときには事前に打ち合わせを行うのですが、打ち合わせで親身に相談に乗ってくれるかが大切です。

リフォームに関しては高額な金額が掛かってしまうことや、長期間の工事があるので、打ち合わせは重要です。

料金だけではなく、アフターフォローは充実しているかも重要な部分なので、打ち合わせの時にきちんと話しておきましょう。

尼崎市 屋根工事 宇都宮板金工業所

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