Archive for 4月, 2016

2016 年 04 月 29 日

屋根の替え時っていつ頃?

皆さんは屋根の替え時っていつ頃にしたらいいのかご存知でしょうか?

おそらく、知らない方が多いと思います。

なので、今回は屋根の替え時についてお話させていただきます。

住宅は新築して10年以上も経過すると、あちこちが痛んできてメンテナンスが必要になってきます。

常に風雨や紫外線に晒されている屋根や外壁は注意するべき箇所と言えます。

特に高い場所にあり下から目視できない屋根は蔑ろにされがちです。

そこで屋根の葺き替え時について考えてみましょう。

屋根瓦や屋根材にひび割れがある場合や欠落部分のある場合です。

また白っぽく色あせる状態になり、手で触るとざらざらに砂状になって取れたりするときは危険な状態と言えます。

これは屋根材自体が風化してきているので、塗装は手遅れで葺き替えしなくてはなりません。

また屋根の状態は目視できなくても、天井に染みの跡がある場合も注意しましょう。

これは雨漏れをして天井に雨水が落ちて染みになったと考えられるからです。

またわずかな雨漏れの場合は天井面に落ちることなく、屋根の下地材や内部の構造材に浸み込んで腐らせる場合があるので厄介です。

住宅の屋根は家を保護する大切な場所です。

わずかな雨漏れに気付かずに放置しておくと、家の腐食が進行して構造材がダメになったりシロアリの原因になります。

少しでも屋根で気になる事がありましたら、専門家にお願いして調査した方がいいでしょう。

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2016 年 04 月 29 日

地震大国日本の屋根の気を付けたいポイント

日本は世界でも稀に見る地震大国です。

既に歴史に名前を残す程の大震災が、戦後だけでも多発しています。

先進国ながら、これ程、地震の被害に相次いで見舞われている国は日本だけであり、来たる南海トラフ巨大地震や関東大震災への備えは大事です。

建物の耐震強度をアップさせるためには、リフォームや改修工事が要ります。

親の代から住み続けている一戸建て住宅の場合、瓦や屋根が年数の経過と共に劣化しています。

劣化した屋根では大震災の揺れに耐え切れません。

また昭和期に建設されたマイホームの瓦や屋根の素材は重く、それでいて割れやすい難点があります。

地震の被害を緩和させるためには、屋根が軽いことと瓦の素材が割れにくいことが重要です。

新素材の屋根や瓦に改修すれば、軽量でありながら耐震性に優れたものに作り変えられます。

また厚さがあることも耐震性には大切で、屋根自体が長年の雨風で摩耗していては地震、台風、大雪などの被害によって破損してしまいますので、こちらも専門業者による改修が必要です。

地震はいつ訪れるか分からない未知のリスクですので、近いうちに依頼をするのが良いでしょう。

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2016 年 04 月 27 日

主な屋根材の種類

皆さんは屋根材の種類についてご存知でしょうか?

主な屋根材の種類としては、金属系、スレート系、瓦があります。

それぞれには特徴がありますので、簡単にご紹介していきます。

まず、金属系は金属を加工形成するものもあり、以前は亜鉛鉄板が多く使われていました。

その亜鉛鉄板は安価で加工がしやすく、全国的に普及していきましたが亜鉛鉄板の欠点は頻繁な塗り替えをしないと錆びてしまうことでした。

しかし、近年、この欠点を克服したガルバリウム鋼板の登場により、亜鉛鉄板は補助的な材料として使われるのみとなりました。

金属系では他に、耐久性の高いフッ素鋼板や高級な材料として知られる銅板などがあります。

ストレートとは自然石の天然スレートとセメントとけい砂を原料にして固めたカラーベストがあります。

天然スレートは東京駅の駅舎の屋根にも使われる高級な材料です。

カラーベストは安価で色合いの選択肢も豊富なことから、大手住宅メーカーがよく採用している材料であります。

和瓦、洋瓦は最も多く使用されている屋根材で、屋根材に必要な高い性能を持った材料です。

粘土を高温で熱して固めた本瓦は、特に耐久性が高いことで知られています。

屋根材の選択で注意しなければならないのは地盤の強度です。

地盤の強度が低い場合は重い屋根材による地震影響を受けやすく、軽量なものをおすすめします。

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2016 年 04 月 25 日

雨漏りによる二次・三次災害

雨漏りの二次・三次被害の恐ろしさは、家屋全体に目には見えない被害を与えるところです。
気がつかないうちにダメージが深刻になり、取り返しがつかなくなってしまうケースも少なくありません。

雨漏りによる二次・三次被害の代表的なものとして次の4つが挙げられます。

・カビの発生
雨漏りで湿気が多くなると当然カビが発生しやすくなります。
壁のシミなどの家屋への被害だけでなく、鼻炎やカビ中毒などのように人体に健康被害を引き起こす可能性もあり、大変危険です。

・シロアリの発生
シロアリは湿気の多い場所を好みます。
シロアリは家の柱や土台を食べてしまうため、家が非常に弱くなり、地震などへの耐久性が著しく低下してしまいます。

・漏電・火災被害の発生
雨漏りが天井裏などをつたってブレーカーに流れた場合、漏電が起きる可能性があります。
電気製品の故障原因になったり、最悪の場合は火災の発生につながる恐れがあります。

・家の耐久性の低下
多湿な環境下では「木材腐朽菌」という菌も発生しやすくなります。
読んで字のごとく木を腐らせる菌です。
柱や土台などを腐食してしまうため、家の耐久性を低下させます。

雨漏りが起きたら、早急に対策するようにしましょう!

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2016 年 04 月 23 日

屋根の塗装のメリット

普段自宅の屋根を気にして生活をしていますか?。

実は気にしている人ってあまりいないんですよね。

なぜなら、自分の家の屋根を間近で見ることが出来ないからです。

人は、あまり目にしないものに対しては意識が遠のきます。

ですが、雨漏りが発生した場合にはいつもの100倍ぐらいは屋根について考えてしまう物です。

もし、雨漏りが発生した場合には、そろそろ屋根塗装をしなければならないと言う合図だと考えておけば間違いないでしょう。

その場で応急処置的に修理をしてもいいですが、近い将来塗装をするべきです。
では、屋根塗装にはどのようなメリットがあるでしょうか。

一つ目は防錆性がよくなる点です。

サビは雨漏りの原因の一つとされており、サビを防ぐことは雨漏り対策となります。

また、サビを防げるということは防水性がいいということです。

二つ目には抗菌性が高まるとも言われています。

抗菌性が高まると、金属部分の腐食が防止できると言うメリットがあるのです。

このように、1度塗ると数十万円もする高価な屋根塗装ですが、値段相応かそれ以上の価値があることがわかるでしょう。

屋根の塗装をするならば定期的に行いましょう。

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2016 年 04 月 21 日

雨樋のお手入れ時期

戸建てのマイホームで、雨樋のお掃除を考えたことがあるでしょうか。

通常は、家のすぐ近くに屋根よりも高い木が生えていなければ、雨樋が落ち葉でいっぱいになってしまうようなことはありません。

また、お隣の土地が自分の家の敷地よりかなり高くて、お隣の庭の周囲に植えられている木がこちらの雨樋の近くにあったとしても、すべてが雨樋だけに溜まって詰まるということは考えにくいものです。

しかし、まれに悪条件が重なるなどして、雨樋に落ち葉が常に溜まってしまうような場所に住宅があったとしたら、一年に一度とか、頻繁に雨樋の掃除をするよりは、雨樋の集水器に落ち葉が詰まったりしないような工夫や装置をつけたほうが良いでしょう。

なお、雨樋にも屋根や外壁の塗装などと同じように、定期的なメンテナンスは必要ですので、以下を参考としたらいかがでしょうか。

1〜5年目には変形や割れや金具を確認し、5〜15年目には落ち葉などが詰まらないようにする対策を考え、15〜20年には応急処置を施す。

ひどかったら取り替えを考える、20〜25年は部分補修や交換をするのがひとつの目安です。

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2016 年 04 月 19 日

雨樋のメリット

雨樋の役割をご存知でしょうか?

雨樋の役目は、屋根からの雨水を集めて流すことで家の耐久性を高め、建物の腐敗を防ぐことを目的としています。

最近では、建物に当たり前のようにある雨樋ですが、新築時や雨樋の修理を行う際にはいかに重要性が高いものかわかるでしょう。

よく見てみると、雨樋にも種類があることがご存知でしょうか。

いくつかご紹介します。

一つ目に、半円型は、昔からある典型的な形状のものでシンプルなデザインのため、値段を抑えられます。

二つ目に、角型は、流水量が多く確保することだ出来るので最近では主流になって来ています。

三つ目の特殊型は雪かきをする際に痛めることが無いように、特殊な形をしていて高額になります。

一か所に滞ることが無いように、流れる道を作ることでじめじめや湿気がなくなり、快適に暮らせるようになります。

雨が多い日本の建物には必要不可欠なもので、家の耐久性を高めるためにも基礎や土台周りにまで影響を出さないようにしなければいけません。

また、雨樋の破損や割れが発生すると雨漏りの要因となります。

外壁庭木などを痛めるのを防ぐ機能もあるため、メリットのある雨樋のメンテナンスを怠らないようにしましょう。

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2016 年 04 月 17 日

ROOGAとは?

ROOGAとは素材内に無数の気泡があり、一般的な陶器平板瓦の約半分以下の重さに抑えられた瓦です。

厚さは従来の瓦と変わらず、厚くて、軽い、軽量性が必要な日本にピッタリです。

施工方法も軽さを追求し、乾式工法を採用しました。

屋根が軽いと地震の揺れが軽減されるので、厚くて軽い素材のROOGAは地震の多い日本では必要不可欠なものではないでしょうか。

それだけではなく、軽い屋根だと必要壁量が少なくて済むので、より解放的な空間を実現する事ができ、自由な設計を楽しむ事も可能になりました。

また、運搬するにも軽いとあって同じ面積のものを運ぶより燃料や排出されるCO2も少なくて済むのです。

環境への負担が少なく、地球にやさしい屋根瓦と言えます。

ROOGAは厚くて軽いだけでなく、耐震強度の強い素材を使っているのも特徴です。

素材内に均一に繊維材料を混合させており、重さや衝撃を加えても素材自体がたわむ事により、衝撃や荷重を吸収します。

繊維素材特有の粘りが強さを生み出しています。

その為、地震による割れが起きにくいとも言えるでしょう。

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2016 年 04 月 15 日

MSアーバンラインの特徴

金属の屋根材の中に、曲線が美しいかんごう立平のスタイルを実現出来るMSアーバンラインがあることはご存知でしょうか?

ガリバリウム鋼板を使った軽量屋根材で、部材同士が嵌合し合うことや建物にかける負担が少ないことで耐震性に優れている特徴があります。

なので、地震に対しては絶大な効果を示してくれること間違いなしです。

そして、MSアーバンラインのシャープな形状は、店舗やデザイン住宅に最適なスタイルになっています。

ハゼ締・吊子が不要で、アール・急勾配でもスピーディーに施工することが可能となっています。

また、ソーラーパネルは馳部に直接取付けることが出来るため、縦桟・横桟が不要となり、早く安く屋根に穴を開けない工法で行えるため、雨漏りの心配も不要です。

雨漏りは健康被害をもたらすので、うれしい機能ですね。

さらに、自由・斬新な設計と施工性であり、豊富なカラーバリエーションは個性を引き立たせながら調和のとれた街並みを生み出します。

軒先仕舞が簡単に出来るスミ切カット・高水密・低雨音も実現可能となっていて、機能性の高さが伺えますね!。

家を長持ちさせることができるので、ずっとこの家に住みたい!という方はぜひ、MSアーバンラインを使ってみてはいかがでしょうか?

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2016 年 04 月 13 日

ポリカーポネート波板とは?

ポリカーポネート波板は、耐久性に優れている上に、透明性、光線透過率が優れているため、カーポートやベランダによく使われている波板となっています。

耐久性に優れていると、ヒョウなどといったある程度の大きさの落下物による衝撃を受けても、破損しにくいため、ポリカーポネート波板は、あらゆる地域で活躍しています。

透明性、光線透過率が優れていると、いつでも安定して明るさをキープすることができます。

また、ただ光を通すだけでなく紫外線は反射して、ポリカーポネート波板の下で育てられた作物の成長の妨げを防ぐことができます。

なので、安心して、作物を成長させれますね。

また、熱伝導率が小さいため差し込む光で得られた熱が放出されてしまうのを防いで、保温する性質があります。

ポリカーポネート波板の表面に特殊な処理を施すことによって、光線透過率が下がってしまったり、色が変わってしまったりすることを防ぐことができます。

柔軟性がある上に、曲げられにくい性質があるため、安定した強度がある綺麗な仕上がりで施工できます。

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