Archive for 6月, 2016

2016 年 06 月 10 日

ルーフィング(防水シート)施行の悪徳業者

悪徳業者とはいろんな形態があります。

悪徳業者を見極めるコツを身につけることが、悪徳業者からの被害を防ぐためには重要なことです。

悪徳業者の中に、ルーフィング施工の悪徳業者があります。

ルーフィング施工は、雨漏りの危険度は上下する最も重要な工程の1つです。

では、そのような業者はどのような特徴があるかというと、まず、雨振り前に施工しようとする業者です。

まだ雨も降っていないのに、施工をお願いするというケースはあまりないと言っても良いです。

雨振り前に施工しようとする業者は、お客が素人ということを悪用して施工させようとします。

あとは、お客様のことより自社の工事段取りを優先する業者は悪徳業者の可能性大です。

業者はお客様のことを優先させることが普通ですが、自分の会社のことを第一に考えているのは、自分の会社の利益のことしか考えていないということです。

なので、自分の会社さえ利益が出れば、お客様のことなんてどうでも良いという考えを持っている業者もあります。

このような点を見極めることによって、悪徳業者を見抜くことができます。

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2016 年 06 月 08 日

ルーフィング(防水シート)を検討する際の四つのポイント

屋根を造る場合に重要なものは屋根材だと思っている人は多いと思いますが、実は重要なものは他にもあります。
ルーフィング(防水シート)と言われているもので、実はこのルーフィングをしっかりと施工しないと、雨漏りの原因となることはあまり知られていないものなのです。

ルーフィングを検討する場合には、四つの大きなポイントが有ります。
第一に厚さ。

1mm以上のものが機能性高い。
薄いとその部分から破れなどが起きてしまい、雨漏りの原因となります。

第二に材質は不織布。
破けにくい。
ビニール製などの材質のものは温度変化により変質し破れにくくなってしまうことが多いので避けた方が良いでしょう。

第三には粘着層。
シールのように貼ることができる。
屋根部分に密着して貼れるので防水性が高くなります。

第四には保証について。
屋根材とルーフィングの補償年数を比較する。
これは非常に大切で、屋根材とルーフィングの補償年数が異なると万が一雨漏りがした場合に原因の特定が難しくなるうえ、どちらかの補償が切れていたりすると効力が無くなってしまいます。

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2016 年 06 月 06 日

ゴムアスルーフィング(防水シート)とは?

屋根を施工する上で必ず必要になってくるのが、その防水加工です。

大切な家を雨漏りから守るために、しっかりと、そして丁寧に防水加工を施しておく必要があります。

防水加工にも様々な工法があり、施工する建物の種類や環境によって都度適したものが判断されます。

その中でもよく施工されるのが、ゴムアスルーフィング(防水シート)と呼ばれるものです。

ゴムアスルーフィング(防水シート)は、別名改質アスファルトルーフィングと呼ばれていることで知られています。

これは、アスファルトの代わりにアスファルトに合成ゴムもしくは合成樹脂を混ぜたものをフェルトにしみこませるという工法です。

この工法では、ビスや釘がゴムの成分を抱き込みながら穴に刺さります。

そうすることで、アスファルトのみの場合に比べ、より防水効果が期待できるのです。

また、温度変化に強く、高温でダレにくく低温で割れにくいという特徴もあります。

施行方法はアスファルトルーフィングと同様のタッカー留めと粘着層留めがあり、粘着層留めを使われることが多いのが一般的です。

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2016 年 06 月 04 日

アスファルトルーフィング(防水シート)とは?

屋根から雨水が侵入するのを守っているのは、一般的には多くの方が屋根を作っている屋根材だと考えているのではないでしょうか。

ところが実際はそうではなく、屋根材は直接雨が防水シートに振りかかるのを防いでいるだけで、もっぱら屋根材の隙間などから雨水の侵入を防いでいるのは、ルーフィングというものなのです。

ルーフィングとは、道路などに使われているようなアスファルトをフェルトの生地にしみこませ、両面に鉱物質の粉末を付着させて出来ている防水シートです。

アスファルト道路の防水機能同様、防水性があるので、屋根の隙間などから侵入した雨水を家屋に染みこませることなくはじいてしまうのです。

アスファルトルーフィングそのものの施工は、野路板にタッカー留めという大きなホッチキスの様なもので取り付けていくため、施行がしやすいという特徴を備えております。

しかし、ほんの小さな穴とはいえホッチキスで留めつけていく際にルーフィングに開く穴は、古くなってもそこから絶対に雨水が染み込まないということでは残念ながらありません。

Posted by 投稿者 utsunomiya Filed under 情報建築ブログ

2016 年 06 月 02 日

屋根の防水シートの寿命

大雨や台風の際、突然の雨漏りに慌てられた方も少なくはないでしょう。

家は丁寧に、また頑丈に造られるものですが、それと同時にメンテナンスもとても大切なことです。

屋根についても同様のことで、定期的なメンテナンスが必要となってきます。

屋根には、通常雨漏りなどを防ぐための防水加工が施されいます。

そしてその加工方法も様々で、その種類により耐用年数も異なります。

例えば、アスファルトルーフィングによる防水は、合成繊維不織布でできたシート状のルーフィングにアスファルトを含ませ、それを貼り重ねていって形成する工法です。

またゴムアスという製法もあります。

こちらはゴム成分を多く含み、ビスやクギがゴムを抱き込んで刺さることから、より防水に適しているといえるでしょう。

そしてこれらは、耐用年数アスファルトルーフィング15年から20年、耐用年数ゴムアス13から17年と言われています。

「適したものを使用することによって雨漏りを防ぐ確率が高くなり、屋根の寿命が延び、施行もしやすくなり、費用も安くなる。」
というのが一般的な考え方です。

生活の基盤である家を、長くそして大切に住み続けるため、定期的なメンテナンスに努めましょう。

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