Archive for 6月, 2016

2016 年 06 月 30 日

屋根の形状ってたくさんあるのです ~その1~

屋根の形状の種類って、実はたくさんあるのです
形状によって特徴が異なりますので、是非それぞれの特徴をみていきましょう。

まず、一番多く用いられている形状が切妻屋根です。
最も一般的な三角屋根で、和風・洋風のどちらの住宅にもよく合います。
構造が単純であるため安価で、雨漏りも起こりにくいです。
しかし定期的なメンテナンスは必要になります。メンテナンスチェック箇所は棟部・軒先・ケラバなどがあります。

四方向から支え合っている寄棟屋根は、耐久性に非常に優れていて切妻屋根の並んで多いです。
台風などの天災に最も強いのがこの屋根の強みですが、棟構造が複雑なために雨漏りが起きやすいのが欠点です。

そして、近年人気なのが片流れ屋根です。
特に敷地面積の狭い家で採用さえることが多いです。
シャープな屋根頂上が特徴的で洋風住宅によく似合います。
この屋根も切妻屋根と同様に、構造が単純なので安価で雨漏りが起きにくいです。
ですが、屋根が一面しかないため雨が集中してしまい、雨樋へ一気に雨水が流れ込み、溢れてしまうことがあるため、定期的な点検が必要になります。

まだまだ屋根の形状はありますので、次回続きについて紹介させていただきます。

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2016 年 06 月 28 日

屋根の暑さ対策できていますか?

みなさんのお家の屋根はきちんと暑さ対策できていますか?
近年、地球温暖化が問題になっておりお家の中で熱中症になって命を落としてします方もいます。
この原因は、ヒートショックだと言われています。
ヒートショックとは、急激な温度の変化によって体に及ぼす影響のことです。

このヒートショックを起こさないためには、室内の温度の一定に保つことが重要です。
温度を一定に保つには、屋根が大きく関わってきます。

夏の猛暑日の屋根の温度は、70℃以上にもなります。
この熱エネルギーを室内・部屋に伝えないための対策が必要なのです。
この対策の一つが、屋根の断熱性の向上です。

屋根の断熱性を高めるためには、
屋根断熱と天井断熱の2つの方法があります。

屋根断熱とは、屋根に断熱材を施工する方法です。
一方、天井断熱は、天井の上部に布団を敷くように断熱材を施工する方法です。

屋根断熱にも天井断熱にも、様々な断熱材があります。
断熱の最大のポイントは、断熱材の隙間を無くすことと、どれだけ厚い断熱材を使えるか、またはどれだけ性能の良い断熱材を使えるかになります。

このことに気をつけて断熱対策を行うことができれば、夏の暑さ対策は万全になり、室内で快適に過ごすことが可能になるでしょう。

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2016 年 06 月 26 日

屋根の劣化原因とは

みなさん、お家の屋根の状態をご存知ですか?
屋根を普段の生活で気にかけている方は少ないので、劣化していることに気付く方はそう多くはないと思います。
では、屋根の劣化原因とはなんでしょう。

屋根の劣化の症状も様々です。

藻やカビが見られることもあります。
この場合、雨水を吸収し屋根が水気を多く帯びていることが原因です。
藻やカビの発生自体は問題ありませんが、紫外線を受けると反り返しが起きてしまいます。

また、ガルバリウム鋼板やトタンなどの金属の場合、塗装が剥がれ劣化が進むと錆びてくることがあります。スレート屋根の場合も、金属部分もありそこから雨などで錆びが流れ屋根にサビが移ることもあります。
サビが発生すると屋根材に穴が開き、雨漏りの原因にもなります。

経年劣化で屋根がもろくなったことが原因で、屋根がひび割れすることもあります。
もろくなった屋根は少しの力でも割れやすいのです。

このように劣化の症状・原因は様々です。
放置しておくと非常事態にあることもあるので、早期の修理が必要になります。
屋根のこと、もう少し気にしてみましょう。

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2016 年 06 月 24 日

屋根塗装のメリット

屋根は紫外線や雨、風が直接あたる部分であり、大気中の汚染物質が付着しやすい部分なので、時間がたつと共に劣化が進みやすい状況にあります。

そのため、劣化を防ぐために屋根塗装をすることでいくつかのメリットがあります。

その1つが棟板金やトタン屋根の錆の発生を防ぐということです。

また屋根下地部分へのコケやカビの発生を防ぐこともできます。

そうすることにより、防錆性抗菌性が高くなるのです。

また、劣化が進むと屋根資材が傷んでひび割れをしてその隙間から雨水が入り込み雨漏りを引き起こす恐れがあります。

現在の雨漏りを止める性能はありませんが、将来の雨漏りリスクが低減されます。

また、塗装をすることでスレートや金属部分の腐食が防止でき、屋根の葺き替え工事が不要または延期できます。

腐食が防止できると家の劣化をおくらせることができるので、家自体の寿命も長くのばすことができます。

屋根塗装に使う塗料には、遮熱や断熱効果を持つものがあるので、それらを使用することで遮熱性・断熱性が高まることで室内の気温がより快適に保たれます。

夏は外からのあつい気温を室内に入り込ませず、冬は室内のあたたかい空気を外に逃がさないようにし、室内で快適に過ごすことができるというメリットがあります。

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2016 年 06 月 22 日

屋根の修理が無料に!?火災保険の風災保障って何?

住宅や家財にかける保険と言えば火災保険でしょう。

火災保険と聞くと火災が発生したときに補償される保険というイメージをお持ちの方が多いですが、実際には火災以外に多くのリスクを補償してくれる保険です。

水災、風災、雪災などいくつかの補償がある中で、風災が分かりにくいという方は少なくないでしょう。

火災保険の風災補償とは、火災被害以外でも突風や強風で屋根などの住宅に不具合が生じた場合に、その屋根修理費用(損害金額)を保険会社が支払うことです。

竜巻や台風などで想定外の強風が吹いたときは、屋根に損害が発生するケースがあります。

風災補償で負担金0円で屋根の修理ができるので事前に知っておくことが大切です。

また風災補償が使える場合は屋根の修理を行う業者としても以下のようなメリットがあります。

火災保険の風災補償には業者にも利益があります。

保険会社から定価に近い金額で、屋根修理依頼をいただけることが多くなる。

なぜかというと、保健会社の提示する金額は保険特有の方式で計算されて世間相場とは異なるからです。

知っておいて欲しいメリットをもう一度言うとなぜなら、保健会社の提示する金額は保険特有の方式で計算されて世間相場とは異なるからです。

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2016 年 06 月 20 日

金属屋根の特徴ー屋根材シリーズ(3)ー

金属屋根の特徴のうち最大のメリットは「瓦やスレート屋根より安価であることが多い。」という点です。

第二のメリットとしては重ね合わせで葺く瓦や、スレートと違って「雨水の侵入する隙間がなく防水性は高い。

また加工性が高く様々なデザインに対応可能」という点にあり、勾配の緩い屋根や曲面の屋根にも使用することができます。

この反面、デメリットとしては「熱伝導性が高いので、断熱性能は低い」ことにあります。

そこで、換気口を設けて自然換気を行う小屋裏換気や屋根通気工法を組み合わせると効果的な対策となります。

また、明るい色にすることで日射反射率が高くなるので遮熱性能を高めることができますが、近隣への屋根の照り返しに配慮する必要があります。

金属屋根のもうひとつのデメリットは「響く雨音」で、遮音性が低いことから雨音が響いてしまうので対策が必要。

という点がありますから、対策として金属板の裏側に断熱を兼ねて、制振材を張り合わせるなどの方法があります。

しかし、使用目的とか特別なシチュエーションにおいては、雨音が醸し出す独特な情緒的雰囲気を大事にして、敢えて対策をしないケースもあります。

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2016 年 06 月 18 日

スレート屋根の特徴ー屋根材シリーズ(2)−

住まいの屋根の種類はいろいろあります。

ほかの屋根材同様にスレート屋根材にもメリット、デメリットがありますが、今回はスレート屋根材を掘り下げて説明してみようと思います。

まずスレート屋根材の特徴に挙げられるのが、「表面は劣化しやすいが、丈夫な素材なため長持ちする。」ことです。

この耐久性は近年の品質向上により、さらに良くなっているといえるでしょう。

またスレート屋根材は「燃えにくく熱伝導性が低いため、耐熱性に優れる。」ということもできます。

コストの面で考えると「一部高価な商品もあるものの、基本的に瓦より安価」です。

デザインの面でもスレート屋根材には大きなメリットがあります。

スレート屋根材は加工がしやすく、またカラーバリエーションも豊富なためデザインを優先したいときにも魅力的な材料といえます。

このようにスレート屋根材には、いろいろな特徴がありますので興味のある方は、この機会に一度調べてみるのも面白いのではないでしょうか。

もし信頼できる屋根修理などの専門業者に担当者がいれば、直接聞いてみるのもおすすめです。

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2016 年 06 月 16 日

瓦屋根の特徴-屋根材シリーズ(1)−

日本家屋として瓦屋根は昔から用いられてきました。

厳かな雰囲気と重厚感がある瓦屋根で、和風建築にはぴったり合います。

そんな瓦屋根ですが、実は瓦は瓦と瓦がかみ合う様に作られており、50年に一度の強風でも耐えうると言われている。

安全性が高い。

とい特徴があります。

そのため、日本では古い日本家屋の瓦屋根はそのままの状態で使われていたり保存されているものが多くなっています。

瓦屋根の家は、瓦自体の断熱性と瓦葺き工法の通気性で家屋の室内環境を快適に過ごすことができます。

家は呼吸しているといわれますが、瓦屋根も同じように呼吸して生きていますから、室内の湿度を調整したり通気性を良くしてカビなどが発生しやすいようになっています。

昔の人の知恵をふんだんに使った瓦屋根は、今もなお人気が高く、瓦屋根の家を建てる人は多くなっています。

さいきんはスレート材など洋風建築に使われている屋根材を和風建築に使う人も多くなりましたが、素材や色の耐久性とメンテナンスの容易さでお得だということから、再び瓦屋根の人気が再興しています。

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2016 年 06 月 14 日

屋根材は大きく分けて3種類

近年、建物の屋根のデザインの変化により、使用される屋根材の種類も増えて来ています。

屋根材は大きく分けて3種類あり、用途・建物の見た目に合ったものを選ばれると良いです。

日本の家屋にもっとも多く使われている瓦。

粘土の焼がしっかりとしているものであれば、50年や100年もつと言われていますが、15年ほどで定期点検を行うと安心です。

最近の建物の屋根で多いのが、スレート。

本来粘板岩を薄板に剥いだ石板だが、最近はセメント・石綿が多いです。

カラーベストとも呼ばれて、30年ほどで屋根の葺き替えを行う必要があります。

8年ほどで一度、塗装等のメンテナンスを行う必要もあります。

他にも、板金屋根と呼ばれる人気の金属系。

ガルバリウム・ステンレス、アルミなどの板を加工成形して使用する屋根材としてスレート屋根と同様に、30年ほどで屋根の葺き替えが必要となっています。

こちらも8年ほどで一度、塗装等のメンテナンスを行う必要があります。

建設費用とメンテナンス費用のことを考えて、バランスが取れている屋根材を検討しましょう。

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2016 年 06 月 12 日

屋根修理の詐欺被害に遭わない方法

屋根の劣化や破損は、生活に大きな影響があるだけに早急に修理を行うことが必要となりますが、万が一にも詐欺被害に遭わないよう、業者を慎重に選ぶことが大切となります。

一般的には、悪徳業者が多用する手口を把握して警戒することが大切といわれていますが、常に悪徳業者は新たな詐欺を生み出すので、その実態を把握することはほとんど不可能であるのが現実です。

よって、悪徳業者の詐欺手口を調べるのではなく、優良業者を見つけることが最も有効な対策となります。

悪徳業者かどうかを調べる魔法の言葉は、「突風で屋根が壊れたのですが、安く修理していただけますか?」という質問です。

ここで火災保険の有無を聞かれれば優良業者でしょう。

悪徳業者であれば自身の利益を優先するために、顧客にそのような情報を与えない可能性があるからです。

悪徳業者というのは、とにかく契約を急がせる傾向が強いので、そういった業者を避け、じっくりと親身に相談に応じてくれる業者を選ぶのが良いでしょう。

また、しっかりと実績を確認してから依頼することも、詐欺被害に遭わない為の重要なポイントです。

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